自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

友人の結婚式にかこつけて、茨城CX3戦・常陸大宮CXに参加してきました。

友人の結婚式にくっつけて遠征を画策するな。

 

今回の感想はこれに尽きる気がします。

 

実際、土曜日に開催される結婚式の招待状を頂いて即AJOCCのレースカレンダー見に行ったの本当に反省してます。

 

金曜日に退勤→丸亀で腹ごしらえ→最寄りの空港まで移動→羽田まで2時間のフライト。

レンタカーを土曜日の式の後に羽田に戻って借りるつもりだったので、本当は自転車も羽田に預けるつもりでしたが、11/1から預かり所の営業時間が短くなっていたらしく、泣く泣く浦和の実家まで運ぶことにしました。

 

浦和の実家についたのは日付が変わる10分前ほど。

乗り物の中で寝れないタイプの人間なのでへっとへとです。

 

翌日品川かどっかで自転車預けてから式に向かうつもりでしたが、礼服がひどいことになりそうだったので、会場の高尾→羽田でレンタカー回収→浦和で自転車回収→今回の同行者を幕張で回収→宿のある水戸まで移動というふしぎスケジュールが出来上がりました。

 

自転車競技をやっているわけでもやっていたわけでもないのに同行してくれたのは、福島空港CXの際も同行してくれたオタク。本当に助かるけどなんで???という気持ちにもなります。いやほんとにありがたいんですけど。

 

前回ついてきてくれた時のはこちらの記事↓

 

bibouroku-cycle.hatenablog.com

 

さて土曜日。

 

式場に向かう電車の中ですでに体力を削られます。

普段電車にほとんど乗ることがないので、周りに人がいるのがしんどい+立ってるのが意外と膝にキてつらい。

 

式はとても素敵な会場で行われ、親族皆さん幸せそうでした。

自分が優先したい幸せの種類とは少し違うなと感じましたが、単純に幸せそうにしている友人をみれるのはうれしかったですし、その場に呼んでもらえることがとてもうれしく光栄だなと感じる式でした。

 

終了後、電車の乗り継ぎ(JR蒲田→京急蒲田)に若干苦戦しながらもほぼ予定通りにレンタカーを回収。羽田→浦和→幕張→水戸はフルに高速を使って移動します。

 

水戸着は23時ちょっと前。遅い時間ですが夕飯をとってさっさと寝ます。

会場は意外と近く、7時から受付、8時まで試走なので6時少し前におきれば何とかなる…する…

 

無事に会場入りできたので試走です。

 

コースはこんな感じ。

 

ぱっと見簡単そうに見えるね(

公式のコース紹介は、「竹林を使いフラットでシクロクロスデビューにぴったり」「テクニカルな部分のない」という文言が躍っていました。うそつけ。

 

スタートから受付の目の前まではとにかくまっっっっすぐ。よくある固められた砂の駐車場みたいな路面→草地→一瞬舗装路だった気がします。半分くらいまでは3人は余裕もって並べるくらいの道幅。途中一瞬狭くなり、大きめの岩が土から顔を出しているところを通る以外は特に気を使わなくても大丈夫な印象です。

 

受付前の左ターンを越えると、ヘアピンのキャンバー→左ターン→ヘアピンキャンバーからコントロールラインへ。ここのあたりはコース図とだいぶ違いますね。

 

ラインを越えると左ターン。その後左ヘアピンキャンバー→直線キャンバー→右直角キャンバー→階段→左直角キャンバーという感じ。ちなみにキャンバーはほろほろと崩れるタイプの乾いた土。砂の手前って感じです。

 

そのあとは芝のくねくねゾーン。左右に180°ターンを数回したのち竹林ゾーンへ。

 

竹林ゾーンは湿った土ところどころぬかるみ+木の根。

結構鬱蒼としていて、日の光が入らずアイウェア(Prizm trail torch)をつけるか外すか迷うレベル感でした。

 

 

暗い。

 

結局前走者が巻き上げた土とかが怖くて付けましたが、結構路面見えにくくてどっちがよかったかは微妙です。

面白かったのがパンプトラックみたいな起伏がまあまあな数あったことです。

CX前橋みたいですね。出たことないですけど。

ぬかるみと木の根がコーナー(しかもパンプ直後)ばっかりにあったのがいやらしいなと思いました。うまく加速できても即ぬかるみやら木の根でちょっとこわい。

 

何度か竹林を出たり入ったり(竹林から出るタイミングはしっかり轍が残る程度の泥だった気がします)しながらスタート地点近くまで戻ります。

 

折り返して、スタート時に使った路面と並走する別の道を戻ります。

拳大よりちょっと大きめくらいの石がぎっしり、という感じの砂利(?)道。

突き上げもまあまああるしタイヤとホイールが心配です。そして地味に長くてしんどい。

 

その後、また轍が残る程度の泥が一瞬あったのちまた竹林に戻ります。

竹林を抜けるとスタート時のめちゃロングストレートを2/3来たあたりに出ますので、また本部前へ。これでほぼ一周といった感じです。

 

 

 

試走を終えた時点で毎度恒例のこれをまともに走れる自信が全くないので帰りたいタイムに突入。

 

とりあえずヘアピンキャンバーは全降りで担ぐことにしよう…と決めてコールアップを待ちます。

 

普段ウォーミングアップの時は結構負荷をかける方向性でのアップをしますが、今回は近場にアップ向きの道路がなさそうだった代わりに駐車場が広かったので、タイト目のコーナー想定でくるくるしてアップしました。

 

普段も結構8の字描く練習してるんですけど、練習やり始めの時と最後の方で全然安定感が違うので、もしかしてレース前もスキル的な暖気運転したほうがいいのでは?と今更ながら考えたっていうのもあります。

 

なんやかんやしているうちにコールアップ。今回のボディナンバーは19でした。

いいとこ3列目かな、と思いましたが2列目の真ん中でした。多分一列7人だった気がします。

エントリー50人、DNS4人とかだったみたいなので、僕より前の人が数人いなかったっぽい。

 

スタート直後、右側のおじ様がヨレてきて結構がっつり接触しましたが、肩でやんわりと押し返すことができました。これは愛牧の経験が生きたな(?)

 

ペダルキャッチもそこまでもたつかずに10番手くらい走り出しました。

前は2人が先行して残りはひとかたまり。最初のかちかち土路面から芝に切り替わるあたりで多少幅員が広がったところでみんな前追うのかな~なんてちょっと身構えてましたが、そういうわけでもなく轍の上のみで走っているので、多少でこぼこはしていますが前がふさがれていない端の方を通って第二集団の先頭まで出ます。

 

 

ながいながいながいストレートのおかげで前に出やすくてたすかる

 

後ろは積極的に反応する感じはなく、前は結構離れているので、1コーナーまでに追いつくのは無理かな、と思ってましたが、前2人はかなり保守的にコーナーに入ったようなので、1コーナーで真後ろにつくことに成功。

 

 

1コーナーは結構タイトに曲がれた? この認識がのちのち…

1コーナーは前をパスするとまではいかないものの前との差をほぼなくすことに成功。

次のヘアピンキャンバーは事前に決めていた通りに降りてクリア…と思ったら乗車したまま突っ込んだ前のひとがきれいにすっころびました。

 

よけている間に一人に抜かれましたが、順位をキープしたまま次のキャンバー、階段などをこなしていきます。

 

特に、竹林前の芝生での連続コーナーはかなりスムーズにクリアできて地道な8の字練習が報われた感じがしてすごく嬉しかったです。こういうコーナーで前から遅れない…アホみたいに踏みなおさなくていいなんて…

 

その後、後ろがパスしてこようとするたびに加速したりして何とかポジションキープ。竹林セクション・石セクションを越えスタートループを3位のまま終えました。

 

終え…た…と思ったんですけど。

 

 

1秒後くらいにすっころぶCXer

 

キャンバー乗ってる人が速いなという印象+リマウントでもたついてる自覚+最悪足着いて何とかできるやろの慢心から乗ったまま入ったらすっころびました。

 

キャンバーの土はポロポロとしてグリップ感に乏しく、斜めに入ろうものならスリップダウンします。かといって大回りするとスピード乗りすぎて曲がり切れず。ぼくのスキルで曲がれるまで減速すると登り返しで足つき。

 

こんな感じなのになぜ乗ったままいけると思ったのか。順位に浮かれて選択を完全に誤りました。

 

でもまだ4位、一人抜けば昇格圏内です。

 

抜き返すんや!という強い気持ちで残りのキャンバー、階段をこなして前を追います。

 

そして成長を実感した竹林前の連続コーナー。前との差はコーナーごとに詰まってる!

ここで差を詰めて竹林で後ろに…竹林を出て道が広くなったらぶち抜いたるんや!

 

と思ってなんてことない草地の180°左ターンですっ転びました。

 

ぶっちゃけなにが起きたかよくわかんないです。気持ちが逸っていつもより倒しすぎてグリップを失ったのか、ペダルでもあたったのか…

 

なんにせよいつもより攻めてしまった結果な気がします。いままでだったらかなり安定寄りのラインをとって走っていたので、このコケ方はしたことなかったんですけど、練習して閾値が上がった結果コケるていう…

 

ここで二人くらいに抜かれて実質終了。

 

そのあとはコーナーがあからさまにヌルいラインどりになったり、集中力を欠いてブレーキング遅れたり、木の根に突っ込んでアウト側に吹き飛んだりとどんどん前と離されます。たぶん竹林内でも一人くらいに抜かれた気がする。

 

6位の選手との差を詰めたので最後何とか抜こうとしましたが、単純な脚・コーナーの処理では勝っていたもののリマウント時にペダル探しでもたついている間に差を戻されて結局追いつけませんでした。

練習でもペダルキャッチはあんまりうまくいかないことが多いのですが、今回はあんまりにもあんまりでした。

 

7位で終了。

 

いままでで一番いけるで、って感じで楽しかったんですが、悔いの残るレースになってしまいました。1レースで2コケは初めてだなあ。

 

そのあとは帰りの飛行機が結構ギリだったので、成田まで同行者を送迎して僕も羽田に向かいました、割とギリでした。途中の道の駅で買ったやきいもおいしい。

 

…次は宇都宮ですが人多そうでいやですねえ。

あと出走時間がはやかった気がするのでいやですねぇ。

前日ファッキン労働してから移動なので、宇都宮入りが日付ギリとかになりそうなんですよねぇ。

 

もうダメな気がしてきました。

 

なんかもう全部いやになってきましたが、いろいろ手配してしまっているので頑張ります。お金を払うことでいやだなあを抑え込んでる。

 

この記事書いたのもなんやかんや宇都宮の1週間前。

今のうちに書かないといけないので無理やり書いた感がすごいしどうでもいいことで文字数がかさんでいる。

 

次はもうちょい(レースも)記事もまともにしたいです。がんばります。

 

お写真、公式サイトからお借りしました。

ありがとうございました…