自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

初めてのボディナンバー1!・湘南シクロクロス#3 中井大会に参加してきた話

お久しぶりです。

 

前回更新はいつだったか正直覚えてないレベルですが、このブログの下書き記事として湘南シクロクロスの前大会である開成大会の書きかけ記事があったので、多分去年の城里から更新をさぼって居たっぽいです。

 

書くネタがなかったから更新していなかったとかなら(個人運営のブログなんて別に無理して書くものでもないので)いいと思うんですけど、今回の記事にしている中井大会の前には、開成→大洗→千葉と三戦走ってました。

 

まあ記事化されてなかったことからお察しいただきたいのですが、どれもまあなんというか特にパッとしない走りをしたということですね。

 

今回はちょっと長いので目次だよ。

 

 

 

というわけで3戦分をダイジェスト的にサクッと振り返り。

 

①開成

仕入れていた情報としてはTHE パワーコース。

試走では、フラット部分のロングストレートで特にパワーが要求されるものの、インフィールドの連続コーナー区間も細かな凹凸などがあり、荷重位置をミスると遅くなる。そこまでパワーで決まるって感じでもないのでは?という気持ち。

加えて、河川敷の土手を利用したキャンバーに対して縦に入るV字ターン、そこそこ長めの土手キャンバー、なぜかその途中に現れる階段横断ゾーンなど、一つ一つはそこまで難しくないものの確実に経験値が問われる要素が複数あり、それらでのミスが命取りになる印象。

 

実レースでは決して良くはないスタートを切る。ペダルキャッチに微失敗。

 

ギリシングルくらいでキャンバー前の階段へ。前でディスマウントに失敗し落車した選手がいたので、キャンバー進入口が詰まる。

0スタートでキャンバーに入れると思えなかったので、キャンバーをランで行くという判断をしたのがこのレースの終わり。

進行方向に対して右から左に下っている土手なので、自転車の位置が自分より高く左からのリマウントは無理。

右から飛び乗れない僕はもうキャンバー内で再乗車できず、なんとか再乗車した時には最下位前後まで落ちていた模様。(一周目ラップタイム的には最下位一個上)

 

 

これは土手上からの舗装路ドロップオフにビビるぼく

 

その後芝のコーナーをメインに前との差を詰め、順位を9個ほど上げて終了。

キャンバーV字ターンにもビビってラスト一回以外は挑戦しなかったなど、不甲斐なさの強いレースに。そしてそのラスト一回が試走含め唯一の成功に。実戦に強いね。

 

②大洗

関東では有名?な砂コース。前情報ではリムブレイカーこと高めの縁石と、深い砂区間の終わり(砂の終わりではない)にある階段の間にあるスロープが苦手そうだなという印象。

 

試走では、砂が思っていたよりもふかふかで難しく、全乗車は間違いなく無理。半端に頑張ると裏の高速区間で脚が無く苦しむ羽目になるので砂を乗車で頑張ったほうがいいかはかなり微妙。多分頑張らない方が無難。

裏は締まった路面に細かい砂利が浮いていて苦手なやつ+林間は微妙にキャンバーになっていたりそこに木の根が張っていたりで精神的にリソースを割く必要のある要素が続く。長く踏める舗装路区間が砂浜前にあるが、ある程度以上のスピードになると伸びにくい自分にはそこまでうれしくない。

 

 

これは35km/hあたりから伸び悩むぼく

 

ちなみにリムブレイカーには土嚢が置いてあったので問題なかったものの、土嚢あってもなかなかの突き上げを食らったのでなかったら多分降りてたな…あれを乗車クリアできるか結構怪しいかも。

 

実レースはペダルキャッチに失敗。2列目どころか3列目の選手にも抜かれたものの、1コーナーまでは幅がワイドだったため隙間を見つけてある程度取り戻す。ギリシングル圏外くらいで1コーナーをクリア。

 

砂は乗っていくか直前まで迷ったが、前が詰まりラインの選択肢が減ることが多かったので降りる。

 

砂のランニングマジできつい。

 

飛び乗りが下手なので他人が再乗車するところで乗れなかったりするものの、乗る間に失速している選手をその一瞬だけ加速してランでパス→その後おそらく走りたいであろう楽なラインを前でランすることで乗車の優位性を潰すなど姑息な手段頭を使って後続を抑える。

最終順位は昇格圏内から+17secとかのシングル後半。まあこの三戦ではマシな部類だったが、裏含めコーナー処理が酷く結構反省した。

 

③千葉

昨シーズンME3に上がったレース。コーナーはほぼ芝が生えているのでそこそこ雑に曲がれて個人的にはかなり相性がいい。

 

と思っていました。

 

去年は階段と舗装路を挟んで分割されていた砂浜区間が連結されていたとともに、なんか砂浜にクレバスできてた。

 

 

伝わらないねえ

中央の人と観戦者が同じような位置にいるはずなので、成人男性1人分弱くらいの深さはあるっぽい。頑張れば乗車クリアできそうではあったけど、たぶんやんない方が速い。

 

それ以外は去年とほぼ同じかな…バリアの位置が下りコーナー直後からすこし余裕を持てる位置に変わっていて、安全になっていたくらい。芝の激坂と砂のダブルパンチでパワー要求値の高いコース。あ、雨降ってました。

 

実レースでは、過去イチくらい盛大にペダルキャッチをミス。前2戦を反省して前日に練習したのにね。

 

見てるとつらくなってくる

先頭スタートなのに20番台半ばくらいまで落としてたっぽい?

ここから最初の登りや細かいコーナーで結構踏んで砂浜までに11~12位くらいまで戻す。

砂は試走時には走りやすかった陸側のラインが雨のせいか重くなってて、波打ち際のラインのほうが速いことに一周目を走った時に気づくも遅きに失す。

 

番号で呼ばれんのボディビルみたい。

 

3周目前半にかけてシングル圏内まで戻したものの、林間の木の根でタイヤをとられ脚はついたものの車体は完全に倒れ落車未遂。シングルトラックで再乗車してたら後ろの邪魔だよな(????)とかいうやさしさ(????)を発揮し林間抜けるまでランしたら6人に抜かれた。なにを冷静に数えてんねん。

 

その後も砂浜で再乗車に失敗×3して結局ランするなどミスがかさんで結局10位台半ばでフィニッシュ。

得意な系統のコースだと思っていたこともあってこれはかなりメンタルに来た。ていうかミスが判断起因とか油断起因だと本当につらい。

 

とまあこんな感じでした。

 

開成からのこの3戦はすべて一桁のナンバーをもらってしかも1列目スタートだったのですが、どれも昇格に絡むようなレースにはなりませんでした。

ペダルキャッチミスや判断ミスで致命傷を負ってレースが終わり、出し切れた感じもしなかったため、不完全燃焼感の強いレースが続いたことが結構精神的に効いていて、もう今季はシーズンオフにしようかな…とか思ってすらいました。

 

そんな中で(2週連続になるからパスしようと思っていたけど)千葉があんまりにもあんまりだったので千葉のレース後に滑り込みでエントリーしたのが今回の中井。

 

階段があるということと、踏み踏みコースらしいというのはX(旧Twitter)から情報を得ていましたが、それ以外は特に情報を入れずに会場入り。

 

コースについて

 

中井のコースは、野球場の外周の舗装路を回ってスタートし、滑る細かい砂利の歩道左カーブを下って左90°コーナーから階段前の2段坂へ。

 

階段を上って、芝コーナーを抜けると林間ゾーンへ。

木の根の張り出した赤っぽい土の斜面をまっすぐ一気に下って、左コーナー→細かいが急な起伏の登り→即右コーナーへ。

少し進むと乗車はまず無理な斜度の登りが出るので、脚で登ります。

 

その後溝が切ってあるくらいには急な舗装路の左カーブから右に曲がりながらのバーム的なのを越えて再度舗装路→20mくらいの土+木の根の下り→スタート地点の野球場の逆サイドに出る感じでしょうか。

 

野球場の逆サイドからは下り基調の舗装路。一気にスピードが上がる区間です。

パイロンで作られていたスラローム的挙動を要求されるポイント→左90°コーナー→右90°コーナーで一度土っぽいグラウンドまでくだります。

 

コーナー一つをグラウンドでこなし、今度は芝の乗車は到底無理な区間なので登山。

折り返して林間区間その2に入ります。

 

この林間区間も土+木の根たっぷり。

コーナーを4~5こなした後に大きなドロップオフがあり直後が右コーナー。

その後左に曲がり小さいドロップオフを抜けるとグラウンド区間に戻ります。

 

締まった路面に砂、というよりは土よりの路面。

ここをもう数えるのもだるくなるくらいくねくねします。

 

抜けて舗装路の登りをこなすと一周。書いてみると長いな。

 

実レース

 

今回いつも持ってきている月餅を持ってこなかったので、アップ中にちょっと空腹かも?とか思ったもののさすがに30分前に何か入れる気にはならなかったので自重。

 

1番ゼッケンすごいプレッシャーだったので、コールアップわざと遅刻しちゃろかなとか思いましたが、さすがになあ…と思いとりあえず行くことにしました。

 

1列目の人たちはスタッフさんとかと仲いいっぽくて、スタート前にスタッフさんと談笑しています。一人で来ているうえに勝手にプレッシャーを感じている僕は横で引きつった笑みを浮かべるほかありません。つらい。

 

スタートはまあ及第点。1列目の中では出遅れましたが、ペダルキャッチもまあ悪くないくらいの感じ。

 

砂利コーナーに7~8番手で入ります。

砂利コーナーは車体を倒して入るとやらかしそうだったので、大きく回って車体を立てて進入。そこのインを突いてパスされましたが、これはしょうがないので何も思いません。(でもよくそれいけるなこわくないんかなとは思いました。)

 

階段前の2段坂はそこまで気合入れなくても乗車クリアできそうですが、直後が階段なことを考えるとここで無駄に心拍を上げるのは愚策です。

なるべく楽にクリアするには、砂利区間の終わりの左90°コーナーを下りの勢いをなるべく保って抜ける必要があります。

考えることはみんな同じで、最アウト側にほんの少しだけある芝を使ってグリップを稼ぎ、なるべくスピードを維持してコーナーを抜け登りに…

 

って思っていたら先頭らへんの若い子が思いっきりスリップダウンしてました。いたそう。

 

それを見た瞬間に頭を切り替えて降車。乗車で登ろうとしていた選手を2人ほどパスして2段目もランで登ります。

 

 

いやしんどいて、マジで

 

そして地獄の階段。久しぶりにバイクを肩に担ぎました。

担ぐとちょうどサドルが後頭部にあたって強制的に頭を垂れさせられてしんどいので、長めの階段とかじゃないと担がない派なんですけど、皆さんはどうですかね。

階段は入口が狭いので、入口手前まで乗車できれば多少降車もたついても抜かれる心配はないですが、階段は二人が担いでならんでも余裕な幅があるので、ここで脚を緩めると普通に抜かれます。なのでなるたけ…なるたけ頑張る…

 

 

階段直後なので顔が死んでる。

 

階段後の林間で前が見えるものの、急登直後の右コーナーでスムーズに曲がれないので割り切って脚をついて方向転換することに。多分0スピードあたりまで落とした状態でバランスとりながら曲がろうとするよりスムーズな気がする。

今年の全日本のキャンバーで竹ノ内さんがやってたスイッチバックでクリアするみたいな感じをアレよりはるかにレベル低いところでレベル低くやりました。結果速けりゃ多少かっこ悪くてもいいのよ。

 

そのあとが登山だったこともあって、ここでは差がつかなかったしいい判断だったと思う。そしてこの登山とその後の再乗車で1人パス。

 

 

一人だけ轍の外走っててつらい

 

バームみたいなやつは頂点でちょっとブレーキ掛けると曲がりやすかったので、頂点まで勢いでいったらあとは重力に任せて落ちる感じでクリア。試走時はかなりビビったけど、開成のアレよりは入りが垂直じゃない分全然ましだった。

 

野球場周りの舗装路でもう一人パス。

下りコーナー当社比まあまあ飛ばしたけど、ノブあり33mmタイヤなのでロードの感覚で行くとかなり余裕。

 

芝登山で地獄を味わい林間その2へ。

 

木の根のないラインを選択しようとしてコースアウトしかけたりしたものの基本的に問題なくコーナーを処理してドロップオフへ。

 

城里のドロップオフより斜度はなかったような気がしましたが、距離があり勢いがつくので直後の右コーナーが曲がれない。

 

のでここは全降りしました。前を走る選手も全降り選択してくれてて助かる。

(後ろの選手は乗ってたね、前に人いる状態であそこ乗車選べるのすごい)

結果から言えばここも100%降りたほうが速かった。ここ乗ったほうが速いやんっていえるようになりてえよ。

 

グラウンドで後ろの選手にイン突かれて一つ順位を落とす。ちょっと接触されたけどまあ…うん…(不満顔)

 

という感じで1周を終え、2周目の舗装路で抜き返し再度前に。多分パワーはこっちのが上っぽい。

 

2周目の2段坂は全乗車。えらい。

後はとりあえず前を追う時間が続く。

正直あんまり余裕なくて覚えてないけど、たぶん3周目の2段坂の入りでごちゃついたところをランで瞬間的にダッシュして間縫って、乗車だときついインのラインを確保して階段の入り口塞いで2位まで上がった気がする。2周目と3周目逆かも。もうわからん。

 

記憶があいまいなのはきつかったのもあるけど、2周目の後半くらいから右の靴紐がほどけかけてて気が気じゃなかった。

勝負できるポジションにいるのに靴脱げるとか紐が絡んで落車とかほんとに冗談じゃない。

 

3周目舗装路区間で解けがだんだんひどくなり、3周目のグラウンド入ったタイミングでは靴裏に回していたのも戻って完全にぷらぷらしている状態。絡むな絡むな頼む頼むと思いながらグラウンドのコーナーで変なミスをしないように処理。

 

グラウンドには霜が降りていたこともあり、コーナーは周回を重ねるごとにぬかるみグリップ感が希薄になっていったので、万が一を考え慎重に。その分立ち上がりは強めに踏む。

 

くねくねゾーンは後ろの選手がよく見えるから逐一ギャップを確認してしまい焦る。

 

何とか大過なく舗装路の登りまで到達。後ろを3度見くらいしても見えなかったので、ようやく安心。2位だけどちょっとうれしすぎて片手挙げちゃった。

 

 

感想とか蛇足

 

という感じで何とか昇格できました!

ME4→ME3が21-22から22-23シーズンで8レース、ME3→ME2が22-23から23-24シーズンで12レース(1DNS)って考えるとかなり時間かかっちゃったなあの気持ち。

綺麗に1.5倍だからME2→ME1は18レースかな がはは。

 

こういうこと書くからあとから"もう1〇レース目だ…"とか言って勝手に焦りだすんだよな。わかってるんならやめなよ。


なんにせよ昇格できてよかった。

 

 

来季稲城でなくてよくなったよ!やったー!!!!!!(稲城はME2ないので)

 

bibouroku-cycle.hatenablog.com

書き出しにダメでした。て即書くくらいには稲城が嫌い。

でも前橋のほうが嫌い(記事にもしてない)。

 

なお。

 

 

昇格したから書けるんですが、平均獲得ptも最大獲得ptもひっくいのに出走数が多いという金満プレイでAJOCC関東カテゴリランキングのシングルに入ってしまっていたので、記事にしていなかった3レースは結構プレッシャーに感じてしまっていた部分が正直かなりあります。

 

今回、スタートリスト見て1番だったときも正直すごく嫌でしたが、"まあスタートミスっただけで20個くらい落ちることもあるわけだしべつにいっか…"みたいなメンタルまで行けたのは、中井の前に3戦走っていたからこそかなと。このひと失敗に後から意味づけして納得しようとしてる~メンタルよわよわ♡ざっこ♡

 

それはそれとしてしょぼいミスは減らしたいけど…

 

他の人がどういう感じでボディナンバーについて考えているのかはわかりませんが、そうはいってもやっぱり一列目スタートしたレースで30番代とかの選手にパスされるとかなり精神的にきついです。もういっかぁ…ってなる。

 

ともあれ次回からはME2。40分走らされる上に、たまに動画とかで見るとアホ上手い人たちがいるイメージです。

 

ME1まで上がれる気が本当にしませんが、今季で大体関東のレースは出た気がするので、来期は出てないところと、向いてそうなところを優先していきたいです。

後は降格しそうになったら出席点とりに無理やり出るかも。