自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

帰省の代わりに。シクロクロス千葉に参加してきました。

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

 

という訳で新年一週目から遠征です。まだ正月気分のやつ居る!?居ねえよn(

 

 

経緯

もともとあんまり考えてなかったこの遠征ですが(カレンダー発表当初は月末の愛知牧場に合わせて、とらなきゃいけないタイプの休暇を取って二日とも出ようかなとか考えてた)これにはかなしいかなしい事情がありました。

 

CXの今季開幕戦として出場した御殿場CX。その時に同時に参加する予定だったライブが演者さんが某感染症に罹ってしまったことで、1/8に振替になりました。

 

御殿場CXの記事は↓コチラ!!

 

bibouroku-cycle.hatenablog.com

 

チケットはもう持っているし、三連休なので有給使わなくても参加できるし…

これは行くしかないね。しょうがないしょうがない。

さてと…AJOCCカレンダーは…

CX始めてからは秋冬のオタクイベントが告知されたら即AJOCCカレンダー見に行くようになりました。まるでオタク関連のイベントだけみたいな書き振りですが、友人の結婚式でもやってましたね。

 

年始一発目からレースあるって思ってなかった。CXerってすごいなあ。

 

1/8はCX千葉、翌日はCCM清里があるじゃないですか。

これは1/7移動→1/8CX千葉→ライブ→移動→1/9CCM清里だな!

そして後ろに休暇取って実家に顔出せば年末帰らなくていいだろ!完璧や!

 

と思ったんですけど…

妹さまが近々に人生の中でもまあまあ大きめの転換点になりうるイベントを控えている為、体調を崩しては事なので正月というか当面実家に帰ってくるなといわれました。

なので道東でひっそりと一人の三が日を過ごしましたが、Discordで画面共有しながら友人とゲームしたりなんだりで普通に楽しく過ごすことができました。感謝です。

 

という経緯でおとなしくCX千葉とそのあとのライブだけにしました。これが英断でした。過去の自分をほめたい。

とはいえまあまあ詰め込んでるんだけど。

 

レース前のあれこれ

 

さて移動。

今回は日曜がレースなので土曜朝移動でいいのです。なんて幸せなんだ。結局早起きしたけど。

 

夕方に空港近くでレンタカーを借りて会場から1kmほどのところの宿に移動。20時すぎにはチェックインしていることに感動。

ラーメン→コメダでオ太レを敢行。レース前に何やってんだ。

 

 

辛みそ野菜ラーメン。こういうのだと思ってなかったので焦ったけど麵控えめだったので助かった。

 

純栗ぃむって名前の癖に中身生クリームだった。生クリーム苦手なのでしんどい。

 

当日は7時半過ぎに会場入り。

試走後10分もせずにコールアップされる感じのスケジュールだったので、先にゼッケンを貼り付け。あまりに雑なのを見かねて同行者が安ピンで貼りなおしてくれました…

 

今回のボディナンバーは5番。さすがに最前スタートですし、前回みたいにコールアップに遅れるのは絶対避けたいので早めに切り上げると心に決めて試走へ。

 

コースとか

CX千葉のコースは千葉ポートパークという、ちばみなと駅からすぐの海浜公園の砂浜と雑木林、草地の丘を織り交ぜたコースです。アップダウンに砂、階段×2、シケイン、雑木林の木の根など、多彩な路面が混在しすこし気を遣うコース。

 

 

大洗かとおもった(小声)

 

コース幅が全体的に広く、コーナーも少な目なのでスピードが乗りますが、コーナーからコーナーまでの距離は短めで持久力的にパワー勝負ができるポイントは少ない印象です。

 

コース図で見るとこんな感じ。

 

恒例

要素が多くて思い出すのも一苦労です。

矢印の方向に向かって坂が下ってます。

 

スタートするとすぐに、緩い左コーナーから結構きつめの勾配で①を登らされます。

青で塗られているところまでです。弧を描いて一回勾配が落ち着いたのち、もう一度きつくなるのがいやらしい。

 

その後②まで一気に登った分を下ります。結構スピードが乗った先にコーナー、そしてまたきつい登り。

 

③はそこまでではないですが、矢印の方向に勾配がつく草地の中をくねくねしながら進みます。コーナーゆるめ、コース幅広めなので結構するする進む。

 

④はシケイン。左の下りカーブの先(シケイン自体も下り坂)にあるので、ちょっと(結構)怖いなと思いました。

実際ペダルを外す感覚がただの平地とは違ってディスマウントが微妙に遅れる+坂なのでスピードが思ったよりついてることで、歩数合わせにパタパタやらざるを得ないとかで結構ブザマを晒した気がします。突っ込まなかっただけよかった。

 

その後一瞬林間区間を走って砂浜との接続区間の芝に入る⑤。

縁石に斜めに進入させられるのでちょっと気を使います。

 

⑥は砂浜区間その1。浜辺メインです。

砂浜に入るポイントが下りになっているので、前輪荷重になりがち。

その後波打ち際までは結構砂が深いですが、前が詰まってなければ全然乗れる範囲。

波打ち際は湿って締まっているので乗車一択です。

波打ち際から右に戻るところが登り勾配+再度深い砂になるのと、舗装路への接続区間が階段になるのでどこまで乗るのかがポイントな気がします。

 

若干の舗装路を挟んで⑦で砂浜区間その2。①よりも砂が深くパワーのいる場所が多い気がしますが、ここも走る場所を選べば乗れました。試走一周目は早々にあきらめて降りましたが、ラインを変えたら乗れたので試走しといてほんとによかった。

ここも最後階段を経て舗装路→草地へ。

 

⑧は草地メインの長い平地直線。パワーだけでどうこうするならここじゃないでしょうか。実際ここでどうにかしました。

 

⑨入りと途中で低めの縁石(気にならないレベル)みたいなのを越える以外は特になんてことない草地ですが、左ターンの先が砂っぽくなってて踏みなおしでグリップしにくくヒヤッとしました。あと、紫のところがコース幅の中央部分だけ舗装されている(しかも両サイドに微妙に段差がある)っていうのでラインの自由度が低いのがいやらしいなと思いました。

 

⓾はこのコースで唯一といっていいシングルトラック区間

木の根が張り出す+砂っぽい土路面。左ターンの先に木の根があったりしてなんとなくやりにくい印象です。

 

⓾を抜けて登り勾配から左コーナー→右コーナーで一周。

 

試走の感想としては、スピードの乗るバンク付き下りコーナーが頻発するのがいやだな+砂浜でミスったら抜けるまで多分乗れない(乗った後もたつくので砂だと発進できない)からなるべくリズムを崩したくない。というところでした。

砂があるぶんいつにもまして乗降車の切り替えが大事なコースな印象。

2個目の階段後が登り勾配にすぐ切り替わるので、再乗車のタイミングを確認するために4周も試走しちゃったの結構後悔しました。普通に疲れた。

 

機材

今回から書くことにしました。やってる人の記事かっこいいなとおもったので。

  • GIANT TCX ADVANCED PRO(APEX1メインにRDのみFORCE1)
  • 知り合いから譲ってもらったよくわからんリムにDT350ハブのTUホイール
  • Challenge Grifo TU TeamEdition (F:1.85Bar, R:1.85Bar)

ちょっと空気圧高かったかも。

レース本編

試走後は余計な事せずにスタート前で待機。今回は絶対コールアップに遅れるわけにはいかない。絶対最前だし。

 

 

みんなちゃんと話聞いてるのに一人だけ緊張して下向いてる。HR166とかだった。

 

何とか間に合いました。なんかセンター空いてたからもらっちゃった。ポジション0ってワケ。

 

過去イチのスタートだった気がする。

珍しくペダルキャッチに(一発ではないけど)成功(といって差し支えない出来)したのでとりあえず様子見で踏んでいくと、思ったより周囲は踏んでなくてホールショット。

人生初HSだったので感慨に浸りたかったですが即登りなので踏みなおします。抜け出せてしまったので、いけるとこまで先頭で粘るために踏み続ける覚悟をようやく決めます。

 

最初はこの坂も結構いい感じに踏めてたんだけどなあ

正直最初の坂①・②はキッツイので踏みたくなかったですが、そこを越えるとコーナーワークで差を詰められるのは重々わかっているので、先頭のまま何とか③以降に入るべく頑張ります。死ぬほどインターバル練したし。

 

 

これはペダルがなかなか外れなくて焦るぼく。

何とか③を抜けてシケインへ。

コーナー+下りで降りるの怖いわ。

降りた後もコケそうになるのをこらえるのに必死。実は毎周回これやってた。

よくコケなかったな…

 

 

ふかふか。

最大のポイントである砂区間

突入時が下り勾配なので、前輪荷重になって刺さるのを必要以上に警戒してゆるゆると進入した結果、無駄脚を使った気がします。

堅実に走ったといえばそうですが、ここはもうちょっとどうにかしたかった。

 

 

静止画だとある程度スピードでてそう。なお実際。

階段が控える終盤は潔く降りました。

宇都宮で乗れるとこまで乗った結果、降車で完全に止まってロスした気がするので。

今回の隠れテーマとして意識してた、乗降車のタイミングの見極めはおおむねうまくできたかなと。

逆にラン遅すぎ問題が浮上しました。全然脚が前にでないし上に上がらん。

マジでめっちゃラン速い人とかどうなってんだ…?

 

 

林間セクション。後ろが謎の真ん中だけ舗装されてるポイント。

⓾のポイントを抜けて何とか1周目は先頭キープで終了、したと思った矢先くらいに一人に抜かれた気がします。

 

そのあとはマジでいっぱいいっぱいだったのであんまり覚えてないんですけど、とってもらった写真と記憶をすり合わせると、2周目は2位で何とかこらえた気がします。

 

 

正直2周目でもうバテてたけど一応前を追う図

出走前に、3周で運営するっしょ!みたいな話していたので完全に3周のつもりでいましたが、2周目の林間突入前に4周みたいなアナウンスを聞いてしまい激萎えしました。

林間で応援してくれてた方から4周!頑張れ!みたいな声かけ頂いたのに対し、4周も要らんのよ!ってガチの泣き言叫んだらめっちゃ爆笑されました。

 

ちなみに、1周目トップで戻ったのはぼくなので、4周にしたのもぼくだっていうことにはレース終わってから気づきました。まあほぼ同タイムで2番手も戻ってたし僕だけのせいじゃないよね。

 

3周目のシケイン抜けたあたりで一人に抜かれて3位に。

そのあと2つ目の砂浜区間手前くらいで二人に抜かれて5位に。

 

⑧の直線でぶん回して一人抜いて4位。もう一人の後ろにぴったりついてたら、⑨の出口の謎舗装の段差にタイヤとられて前がすっころんだので停車。なんとかパスして3位に。(コケた選手がバイクから離れていたので、その間を抜けようとしたところをバイク側に手を伸ばしたりしてきたのでお見合い状態になったのがちょっとモヤつきポイント。)

 

そこからは一周問題なく終えた…っていう経過だった気がする。多分。

 

3位に上がったの4周目かもしれんけどもうほんとにいっぱいいっぱいだったから…

でも多分あってる。そうじゃなかったら最後のほうもっとドキドキしながら終えてるはずだし。

 

 

ニッコニコで草。

 

死んでる…

 

感想とか総括とか。蛇足とも。

というわけでなんとか昇格できました。今シーズンの目標達成です。

ここまでの3戦を費やしてゼッケン№を減らして、自分の弱みを埋める走り方(先行してラインつぶし→そのアドバンテージで踏みなおし勝負に持ち込んで耐える)ができたのがよかったかなと。

 

相変わらずコーナーワークやらリマウントやらがヘッタクソなのでそこを詰めていきたいです。

 

このコースに関しては、砂に対してのアプローチ方法もまだまだ改善できるなと思いました。砂は割と乗れるなという気持ちがなくはないので、伸ばして得意といえるところまで持っていきたい気持ち。

 

とはいえこっちは雪(というより氷)に閉ざされててそういう練習しにくい(ぼくにはできない)んだよな…

 

ちなみにレース後は、会場DJの最高MIXでノリ散らかしたり

 

 

 

この後Twitter上でつながったの面白すぎた。

 

同行者のレースの写真撮影、応援したりして過ごしました。

 

めっちゃ楽しかった…

 

レース中も先季・今季知り合ったCXerの方々や、面識ない方々もめっちゃ声かけてくれてすごい励みになりました。そういうのなかったら余裕で踏みやめてた。

 

たくさんの方が写真撮ってくれていまだに眺めてニヤニヤしてます。

ありがとうございます。

 

その後横浜に移動してパシフィコ横浜でKARAKURIの単独ライブへ。

 

-Zeroの間奏でめっちゃ気持ちよくなりました。小さめの会場だったので後ろの方の席でしたが全然楽しめました。

これは別途記事にするかも。しないかも。

 

こんな感じで今回の遠征でした。

 

次戦は昇格したしもういいかなとか思ったけど、もう宿と航空券(変更効かない)押さえてるのでCX東京でME3デビューです。無事にエントリー峠も越えました。

 

いつもと違ってオタクイベントの予定が入っていないので、これから探そうと思います。おすすめあったら教えてください。