実は下書きにまだ何本か、このレース前に導入した機材の記事が残ってるんですど…
やっぱりレースの記事は早いうちに上げたほうがいいかなって
まあ今回についても別に着に絡んだりはしていないので、書き残しておくのもちょっと辛いものがあるんですけど、このブログのタイトル的にも上手くいかなかったことを書き残しておくのはコンセプト一致してて正しいかもしれない…なんて思ったりします。
前置き
さて、今回参加してきたのは、大磯クリテなどさまざまなイベントを手掛けるウォークライドさん主催、皆さんご存じ修善寺の日本サイクルスポーツセンターで行われたJCRC legacy Seriesの第一戦です。
関東・東海圏在住のレース派サイクリストの皆さんは、走ったことがある方がほとんどなのではないでしょうか、とレーススタート前にMCの方がおっしゃってました。
んなわけねーだろ
が、ぼくと今回の同行者は道民だったりなんだりで初めてのCSCです。エントリーしてからも動画を見たり、公式ページのコース紹介を見たりしてめちゃくちゃビビってました。
登り12%も恐ろしいですが、個人的に下り10%はもっといやです。
一人でゆるゆるってんならともかく、横をびゅんびゅん追い抜かれることを想像しただけで肝が冷えます。
まあこれだけだと走ったことない方にはほとんど伝わらないので、恒例のコース解説です。
コース紹介とか
今回のコースは、5㎞サーキットから登り下りを1㎞カットした4kmコース。
まずはスタートから即まあまあの下りです。
道幅は広く、きついコーナーではないので、かなりスピードが乗るのではないでしょうか。ぼくは怖いので無理ですけど。右コーナー苦手だし。
橋を渡ってショートカット路を抜けると4㎞コースで一番長い下り坂。
コース上ではほぼないことにされているいくつかの緩いコーナーを抜けると、きつめの左コーナーがあります。体感、このコーナーの手前が一番下り勾配がきつい気がするので、油断するとまあまあ怖い目に遭う気がします。
そのあとはゴール地点である秀峰亭という建物までずーっと登り。
つづら折りが続く感じで、コーナーごとに斜度の変化があるなかなか骨のある登りです。
その後まあまあな回転半径の下り右180°ターン→登り→ほぼ平地→また登り
からホームストレートに向けて左コーナーの急坂下りです。
ここの下りも道幅広く、さほど怖い要素はないはずなのになぜか怖かったです。
左コーナーは比較的マシなはずなのに…
コース図上ではホームストレートが平地扱いされていますが、普通に下り勾配でした。
4向かい風なのに4倍ちょいで踏んだら45㎞くらい出る感じの下り坂です。まあ先の下りで助走ついてはいますが、ぼくはビビってめっちゃブレーキ掛けてるんで、そんなに下りの恩恵うけてないと思います。それ考えるとまあまあな下りです。
ていう感じで一周です。勾配のついてないポイントは無いものの、そこまで長い登りがあるわけではなくある程度瞬発的な出力の高さを求められるコースという印象。加えて急な下りがあるので、下りに苦手意識があるともうダメって感じ。
ちなみぼくは継続的に踏む方が好きで下りが怖いです。終わり。
レース当日
一週間以上前から逐一チェックしていた当日の予報は雨。
無理です pic.twitter.com/wF3WTT9Dug
— ばたんきゅう。 (@slapphappy72) 2023年7月8日
実際にもめちゃ雨。
なんだかんだ今まで雨が本降りの中レースに出たことがなかったので、このヘヴィーウェットの状態で出走すべきなのか正直めちゃくちゃ迷いましたが、まあこれも経験…と言い聞かせて出走。
今回のエントリークラスはスポーツクラス。一つ上のミディアムクラスと混走です。
今まで大磯クリテではビギナーでしか走ったことがなかったので少し冒険した気持ちです。まあ大磯では存在するピュアビギナークラスがなかったので、さすがに一番下のビギナーで走るのもなあ…というほぼ消去法の出走でした。
ちなみに周回数は6周回ですが、ゴール地点がほぼ半周先なので、実質6.5周っていうよくわからない事態に。まあホームストレートがまあまあな下りだしスプリントになったら危ないからね。
試走の際はF5.5/R5.8barで走りましたが、ちょっと怖かったので5.2/5.4くらいまで下げました。これで別に登りも問題なかったし、車体を傾けるにあたってグリップ感が希薄な感じも特になかったような気がするので多分問題なかったんだと思います。
空気圧書くなら体重も書けって?いやですけど。
コースがちょっとした高台にあるので気温が比較的低め+雨+結構な強風のせいでスタート前には震えるほど寒くなりました。
アイウェアはEncorderとElicitをもってきて、Elicitをクリアレンズに換装したことで雨対策ばっちりでしたが、レインウェアもジェルもシューズカバーも用意しなかったので身体がガンガン冷える。
さて出走。
一周目のショートカット路地点まではローリングだったので、最初の下りをゆるゆる下る…時点でずるずるとポジションを下げます。
リアルスタート時の登りで多少戻しますが、そのあとの長い下りでびびってたらグルペット入り。レース終了です。
まあこれで終わるのはあんまりにもあんまりなので…
登り返しに入るタイミングにはグルペットからも離されおそらく最下位だった気がしますが、登りに入ってペースが緩んだグルペットに追いつきます。
まあ下りで結構遅れても追いつける集団ですからね。
ペースで踏んでいればそんなに無理なくいけるかなって感じ。
そして下りの度に離される。あるいは登りで抜いたのに下りで抜かれる。
ホームストレート後の下り以降はゴールまでずっと登りなので、その途中のどこかで追いつくまたは抜くってのを周回数分繰り返しました。
下りで遅れるのは、ドライでもウェットでも変わらないと思うんですけど、やっぱりがっつりウェットの路面はなかなかナーバスにならざるを得なかったなあという感じ。
加えて、下りでの向かい風が強く、アウト側に押しやられるような感覚が特に怖かった…
なので向い風のコーナーであるホームストレート前後の二つのコーナーは結構やらかしましたし、かなり差をつけられたポイントだった気がします。
逆に、試走の段階では一番怖く感じたショートカット後の下りの最後にある左激下りコーナーは、ある程度の段階からそこまで怖いと感じず下ることができました。
コーナーの途中にかなり水が溜まっているように見える場所もあったのですが、個人的には水より向かい風のほうが曲がるにあたって怖かったみたいです。不思議。
というわけで何とか走り切りました。
スポーツクラスでの出走者は23人で完走者は13人。
ぼくは完走者のうち最下位でした。(ちなみに混走クラスのミディアムにぼく一人だけ放り込むと5位です。クラス分けって難しいね。)
このコースでは下りどうにかしないとノーチャンスもいいとこですね。
まああんだけ下りでディスアド背負って走り切っただけようやってる…ということにしとこう。
下りどうにかしたいですねえ。なにをしたら怖くなくなるんでしょうか。
やっぱギリに挑んでコントロールできる限界を知る必要があるんでしょうか。
公道でやっていいことじゃないよな…どこであってもやりたくないけど。
次走は…どこでしょうねえ。
登るけどゆーったりしかくだらないレースとかないでしょうか。ヒルクラ以外で。