自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

22-23シーズンはこれでおわり。 茨城CXシリーズ 涸沼CX(春)

実はほかにも書くべきネタがいろいろあるんですが、レース出ないと書かない悪いクセがついてるみたい。

 

表題の通り、国内CXカレンダーの最終戦・茨城の涸沼CXに出てきました。

 

 

 

経緯

実は3月半ばで前職での最終出勤を終え、3月後半は有給消化中でした。

 

涸沼の3日前くらいに北海道からフェリーで移動→翌日引っ越し荷物の荷受けってやって環境変わったりなんやかんやしていたのでコンディションは自覚できるほど悪い。

前日・前々日に身体の状態を確かめようといつものメニューをZWIFTでやってみましたが、完遂できなかったのでかなり疲れてるんだな…って感じ。

 

とはいえ関東に来たので飛行機輪行も前泊もなしでCXに出られるのはいいなあという気持ちが勝って今回の出走になりました。来季に向けてどんな感じになるのか予行演習の意味合いも少なからずあったなあと。

 

確か前日から関東一円は雨。当日も雨。

今までCXレースは晴れか雪かのことが多かったので、いわゆる"シクロクロス"っぽい泥レースって経験がなかったんですが今回初めてそういうレースになりました。

 

ME3は第一レースなので試走後即レース。

雨の日は荷物広げれば広げるほど後始末がめんどくなるので、アップする時間のない第一レースとかのほうが諦めがついていいですね(?)

 

ちなみに4時半起きして同行者をピックアップ、受付開始と同時くらいにつくスケジュールのつもりでしたが、駐車場が受付から遠かったりなんだりを考慮してなくて、さっくりと一周しか試走できませんでした。この時点でもうダメ。

 

 

今回のコース。

印象に残る場所とそうじゃない場所の差が激しすぎて覚えてない箇所が多々ある。

スタートからコーナー2つこなして、まあまあ強烈な舗装路の登り。

 

300m こういう短時間パワーが要求されるのがしんどい。

 

道幅が広くここは頑張りどころかなと思ってたけど、絶望的に頑張れない斜度と長さの登りだった…もうちょい斜度緩くて長いのが好きです。

 

終わるともはやぬかるみがあるけどコーナーって感じじゃないのでまっすぐ進入してさらっと抜けられる感じ。

 

ここからフィニッシュラインまでは芝でくねくねする感じ。最終コーナー一個前のコーナーに泥があった気がするけど、イン側はしっかり芝残ってるし幅もあるのでよけて通れる。

 

フィニッシュライン抜けてからは狭かったりドロップオフ(弱)即コーナーみたいなのがあって自分的には苦手なゾーン。実際ここより前で稼いだマージンを大体ここで吐き出した気がする。

 

そのあと少しの芝があり、狭い舗装路へ。せっかくの舗装路だけどここでの追い抜きは現実的じゃないかも。

(舗装路前にも開けてるところがあるけど、特定ラインを外すと路面の凹凸というか穴みたいに掘られてるとこが多すぎて追い抜きは難しい印象。そもそも少ないところにできてる轍を通してもまあまあガタガタ。)

 

もう一度芝を終えるとどろどろぬたぬたゾーンへ。

 

まずはキャンバー左コーナー。試走ではまたがったまま足で地面を蹴って進もうとしましたが、遅かったのでぼくはもうここで降りました。

 

 

ME3の時間帯はここまでひどくなかったけどまあ降りたほうが速い。

ちなみに僕はここで足滑らして普通にコケました。

 

そのあとは下り。

 

 

緩くしかカーブしてないですがどろどろで乗ったまま曲がれる気がしなかったのでここも全降りです。

 

この後下った分登らされる感じですが、斜度がえぐいのとぬたぬたなので降りて足で登っても苦戦しました。靴のつま先を突き立てて何とか登る感じ。

 

そのあと緩くくだって右180°ターンして登り返し。もちろんぬたぬたなのでコーナーで減速すると登れないので全降り。

なんかこのあたりで一回フォークに泥詰まって回らなくなった記憶。

押し登りしながら手で泥掻き出して何とかみたいな初めての経験でした。

 

その後ぬたぬた路面をまあまあな斜度で下らされつつ右コーナーなので全降り。

続く左コーナーで砂利になるのでここで下りですが何とか乗車できるのでようやく乗る。

ここまでの過程で靴やらペダルには泥がべっとりなのでなかなかペダルがハマらないっていうおまけつき。

 

一瞬現れる舗装路が終わると芝がまた少しあって(出口の登りはしっかりぬかるんでいるのでもれなくキツイ)それが終わると舗装路に戻ってスタート地点へ。って感じ。

 

まあ頑張っても乗れない(特に登り)ってのがはっきりしてるし、下りも乗っても上手くいかないとそんなに速くない(その後の足での登りでうまくやればぜんぜん挽回できる)感じなので乗れてなくてもなんか気にならないコースってのが感想。

自分の強みを出せるところは少なかったかもしれない。

 

レース本番。

今回は50数人のエントリーで40番台のゼッケン。

後ろから2列目なので割とどうでもいいなあの気持ちです。

 

なのに高まるHR。出走前なのに147とかあるのほんとになんなんでしょうね。

 

スタート前に1コーナー(舗装路)滑るよって注意喚起あったけど無事にイン側で落車発生。アウト側に陣取ってたので横目にポジションを上げつつ2コーナーから登りへ。

 

苦手な斜度/距離でしたが脚力で劣る選手を何人かパスして芝ゾーンへ。

 

 

パスした相手に詰められてるのほんま

 

芝は特に問題なくこなしたもののフィニッシュ後の(比較的)テクニカルな部分で前に離され後ろに詰められる苦しい展開。脚は割と余裕なのに踏めない。

 

ドロドロぬたぬたゾーンの全降りゾーンは、2周目最初のコーナーで一回足を滑らせて転倒。その後の登りは足掛かりになるポイントがなくかなり苦労しました。

周回数が進むにつれ選手の踏んだ場所が残るようになり、最終周である3周回目が疲れているのにも関わらず一番上りやすいっていう。

上手くルートを選べたのか、最終周の歩き登りで3人くらいパスした気がする。

 

2周目だかの下りで一瞬乗った後、登り返しに備えて降りようと右脚を後ろに回した時、後ろについてた選手を蹴ったっぽい。

 

いてえ! との声とともに追突され僕も後ろの選手も落車。泥に向かってヘッスラする格好に。

もともと降りるつもりだったのでまあ良し。一応謝罪してすぐ立つ。

ところでどこ蹴ったんだろう。腕ならいいけどワンチャン顔もあるよな…

申し訳ない気持ちもあるけど、そもそもそんな真後ろにビタ付きする路面じゃなくない?と思ったのは内緒。何気に別周回でもう一回ここでコケてます。

 

そのあとの芝セクションでも、たまに出てくるきついコーナー+泥は潔く進入前に降車。

今までだと再乗車にもたつくことが多かったので無理に乗ろうとしていたシチュエーションを、最近は降りても大丈夫と思えるようになったのは成長なのか否か微妙。できれば乗車スキルを上げたい気持ち。

 

 

タレ散らかしてる

 

終盤に現れる登りの凶悪なことと言ったらないですわね。

どんどんタレてるのが自覚できるっていう。単発でパキッとパワー出すのが本当に苦手。

 

その後の芝は特に書くことないですが、最終周は芝に入った後最初に幅が広がるポイントで一人パス。最終コーナー前のライン選択で泥に突っ込んでいった選手をインから芝の上を通して一人パス。

 

ラストのストレートで踏みあいになりましたが脚が明らかに残ってたのでちょっと抜いても勝てました。まあここで勝ったからなんやねんって話ですが。

 

というわけで何とか完走。16位とかでした。

うーん。まあうん。うん。

 

来季初戦のグリッドがどうなるのかわからないですけど、初戦からシングル入るくらいの走りは目指したいなあの気持ち。

 

お台場の前からCXバイクで基礎練できてなかったので、物忘れの激しい僕はあからさまに下手になってて、細かいところで結構ミスしたなあという気持ち。

 

やっぱり思い出しの時間は必要かも。脚的なアップよりスキル的なアップの時間が欲しいので、早めに会場入りしたい。

 

今季最終戦なのでちょっと振りかえってみたんですけど、22-23シーズンは6レース走って(記憶が間違ってなければ)5回コケてるんですよね。

うち4回が落車。1回が今回降りて走ってる時のスリップ。

そしてこの4回の落車すべてが茨城CXシリーズでした。(常陸大宮2回・涸沼春2回)

 

相性悪い???

 

 

今回の蛇足。

 

同行者(今回の同行者も自転車やってないしやったこともない人)をつれて羽田空港で開催されてた音楽フェスにレース後直行。駐車場埋まってたりなんだりありましたが何とか参加できました。(同日だからって興味ない自転車イベントに連れまわして申し訳なさ)

 

13時開演の21時終了のフェスイベント。羽田空港国際線ターミナルに爆音で流れるオタクミュージック。

 

 

いやあ最高でしたね。なお8時間ほど立ちっぱなしなので終了後は無事に脚腰が死にました。

 

来季はどうなるかなあ。せっかくだしどこかのシリーズの開幕戦には出たい気持ち。

当面は安定してシングルとれるように積み上げ…というか来季までにまずは転職先の仕事に慣れなきゃ…

 

 

真顔

フェスから帰ってきてやるの無理だったので次の日に回した後処理。

無事にチェーンが錆びてました。泥レース、面白いけど後処理だるすぎるな。

 

@yuki_asatoさま(twitter)のお写真お借りしました。ありがとうございました。