なんか二ヶ月くらい前に書いた記事でも、暑くて死にそうみたいなことを書き出しに書いたような気がしますが、あんなの本当に序の口でしたね。
実はひと月くらい前に引っ越したので、職場までの距離は近くなったものの、電車に乗るまでに歩く時間は二倍くらいになりました。(トータルだと15分ちょっと短くなったかなという感じ。)
北海道から出てきて3か月も経ってないのでこんな短いスパンで引っ越ししたの初めてです。
免許の裏が埋まってしまって今はシール貼られてからスタンプ押されています。
それでですね、毎朝歩く時間が長いのでもう電車乗るころに滝のように汗が流れてるわけですよ。
ゆったりしたシャツとかが好きなので、体を伝う汗の感触がはっきりわかって、あー汗かいてるわ今日も…ってなって朝からちょっと憂鬱ですね。
北海道も暑いとこは暑いんですけどね、最後にいたとこは涼しいとこだったのでリアルに最高気温が10℃違うんですよね…マジで真夏に27℃とかでしたからほんとにこれから暮らしていけるか不安です。
以上前置きでした。
さて本題。
標題に書いてあるんで特に改めて書くことでもないですが、ロード用のシューズを新調しました。DMTのミドルグレードらへん、SH10です。
まあ以前の記事の写真とか見てたらしれっと履いてるんで、気づいている人もいたかもですね…もう履き始めてから3か月くらいたった気がします。
いまや有名ブランドですよね、DMT。
バケモンの中ですらバケモンみがすごいUAEのポガチャル選手が履いていることで特に知名度が上がったんじゃないでしょうか。
ぼくがDMTというブランドを知ったのは確か6年位前だった気がします。アンテナ低めなぼくが知っていたので、たぶんもうちょっと前には日本でも展開していたんじゃないかな…ネットをさまようとかなり昔っぽいデザインのものも引っ掛かるし。
6年位前に出たモデルのデザインがかなり好みだったので気になっていましたが、当時は実物を置いているお店はかなり少なかったんじゃないでしょうか。少なくとも探した範囲には見つかりませんでした。
さてさらっと外観とか見ていきましょうか。あと各部に関する走った時の感想を。
とってもシンプルなソールです。
トップグレードではないので、少し剛性は抑えめなのかもしれませんが木っ端サイクリストの私には何ら問題ないです。
クリート穴の位置に調整の余地があるのが結構シューズを選んだ決め手でした。
というのも、前に記事にしたフィッティングで、”クリート位置(穴が後ろ過ぎて)でませんわ”ってなったからです。
なんとフィッティングで算出された値まで1㎝も踵側までしか前に出せなかったらしいです。クリートで1㎝って大事過ぎません???正直笑っちゃった。
↓これね。
bibouroku-cycle.hatenablog.com
それだけのために今回シューズを新調したわけではなく、今まで使っていたシューズであるS-works Road7(2足目。一足目は車に追突されてこけたときに破れたので保険で買ってもらった。)の踵の部分がボロボロになっていたのでそろそろかなと思っていたからです。3年は使ったし!
なにやら話を聞くとエスワは特に穴の位置が踵よりらしいです。
また一つ賢くなったな。
剛性不足とかのネガはないんですけど、少し気になることが…
このソール、つま先までカーボン繊維たっぷりなので、歩くとき普通の歩き方をするとつま先が地面にあたって削れます。削れました。
今まで使ったシューズ(SIDI Genius5・SHIMANO RC9・S-works Road7)はすべてつま先の先の方はゴムor樹脂で覆われていたので、意識せずに歩いても問題なかったんですけど、SH10はそれがないのでペンギンみたいに歩かないと削れます。
あと信号待ちからの発進とかも割と気を使います。
初めて履いて乗って帰ってきたらまあまあ削れちゃってたの悲しすぎる…
お次は踵。
個人的になんですけど、ヒールカップのフィット感をかなり重要視してます。
というのも、何世代か前のRC9を買ったときに、RC7だけ試着して最高やんけ9やったらもっといいにちがいねえポチーやったら踵ゆるゆるで微妙だったというアホな過去があるからです。うん、試着しようね。
靴なんて個人差あるんで他人がフィット感がどうとかいってもしょうがない部分だと思っていますが、DMTのシューズは結構タイト目なつくりな気がします。
ヒールカップも(ぼくの踵には)ぴったりでした。それにプラスで見てくださいよこのアホみたいなでかさのグリッパー。
このグリッパーが結構な保持力でですね。脱ぐときに結構苦労するくらいなんですわ。
その分ペダリング時に踵がズレる感じは無くて気に入ってるポイントです。
脱ぎ履きを繰り返してるうちにグリッパーが引っ張られてに取れちゃわないかが心配ですが、接着剤とかじゃなく結構しっかり目に縫い付けてあるので大丈夫と信じています。
お次はアッパー部分
DMTの特徴といえばニットアッパーですね。伸縮性に富んだアッパーのフィット感が大きな売りの一つみたいです。
マイクロファイバーとか合皮が多いサイクリングシューズですが、DMTはラインナップの大半が全面ニットアッパー採用という攻めのブランド。
そしてぼくが買ったこのモデルはDMTでは珍しいニット×マイクロファイバーのハイブリッドモデルです。今まではマイクロファイバーのモデルばっかりだったので急に全面ニットはちょっと…って日和った結果の選択です。
外周部と内側で微妙に色が違うと思うんですけど、外周部がマイクロファイバー部分、内側がニット部分です。
ニットアッパーのシューズは初めてでしたが、マイクロファイバーだとどうしてもBOAのワイヤー部が特に強くしめられているような感覚が多少あるのに対して、アッパー自体が足の甲に沿って変形してくれることで評判通りの高いフィット感だなと感じました。
逆に、休憩とかでダイヤル緩めても一気に足の締め付け感がなくなるとかではないです。常にぴったりと寄り添ってくれます。うっとうしくなることもあって人間関係みたいだなあと思いました。
逆に伸縮性高いと引き足とかは…?っていう話あるかもですけど、まあ大丈夫な部類な気がします。ポガチャル履いててヴィヴィアーニがかかわってるなら大丈夫でしょ。ていうかそんなに引き足使わないし。
クロージャーの話が出たのでそっちに
トップモデルではないのでクロージャーも1ノッチずつ緩めることはできないタイプのやつです。
エスワのやつは1ノッチずつ緩めることができたの不便に思わないこともないですが、あれはあれで0.5ノッチ締めたい…みたいな願望を生みだしてしまう素だと思ってきていたので問題ないこととしています。
ノッチの間で止めたいときないですか?ないですか…
それにしてもエスワ7についてるBOAに比べると薄くなったなあという気持ち。
これもエアロ化の流れなんでしょうか。単純に見た目がスマートになってぼくはうれしいですが。
ちなみに上述したアッパーのフィット感がすごいので、あんまりBOAの存在意義ないかもしれないとか思いましたが、本意気で踏むときとかはやっぱ締めたいような気もしています。最近は50km走ってからなんか緩いなって思ったら一切締めこんでないまま乗ってたとかありました。
シュータン部分です。
いやシュータンなかったわ。
靴下みたいな感じになっているところに足先をねじ込みます。
この入り口がですね…狭くてキツいんですよね…
シュータンがなくてアッパー部をずらすことができないので、ニットアッパーを伸ばしてねじ込む以外の手段がありません。
店で試着した時はマジで苦戦しました。ほんとに入っていかなくて。
売りもんだしあんまり無理にねじ込んだらな…とか思いながらモダモダしてたら、店員さんが、”靴ベラつかいましょう、トップモデルには靴ベラ付属するんで”って言ってました。
靴ベラ付属するサイクリングシューズあるんだ…初めて聞いたよ…
とあまりのインパクトに意識がそっちに支配されかけましたが、本題は靴ベラがないととても履けないシューズっていうとこです。
ちなみに靴ベラがあっても結構遠慮なくアッパーをてこの原理で伸ばしていかないと履けません。慣れるまで結構かかりました。
靴ベラはある程度厚みがないと(体重を結構かける感じで使うので)曲がってしまって結局履けません。
タイトルにもあるように、コツが要ります。レースの時は靴ベラ忘れると脱ぎ履きで結構苦戦する気がします。
付属品たちです。
ナップザック的なシューズケースとLOOK用のクリートメモリーが入ってました。
ていうかあんなに履きにくいんだしセカンドモデル以降にも靴ベラいれてくれよ~…
長々と書いてきましたが大体こんな感じです。
基本的にはいい買い物したなという感じ。
ちなみにニットアッパー結構汚れを拾いやすく落ちにくいです。
雨の修善寺でだいぶ薄汚れた感じになったけどどう手入れするのが正解かわからなくて手が出せない…普通にたわしとか使っていいものなんだろうか…
だいぶ記事のストックも吐き出してきたかな~という感じ。
8月に出る予定だったレースは延期になったし…
そろそろ自転車以外のことも定期的に書いていいのかもしれない。