先週に引き続き、今週もオフロードで自転車しばいてきました。
今回は北海道CXの第一戦(今季最終戦ですが)・月形シクロクロスと1時間耐久にチームで参加してきました。
前回に引き続きロードのオタクとご一緒しました。先週のグラベルイベントが終わった後無理やり誘って引きずりこんで、話を聞きつけた別のオタクが貸出用のシクロクロスバイクも用意。オタク、勧誘のためなら全力を尽くしがち。
先週時点でレース当日の天気予報は曇/雪。毎年月形のコースは泥がすごくて、登りもきつくとてもしんどい、最初に月形経験しときゃ他は楽だよと脅されていましたが、なんやかんや天気は保ったし気温もそこまで下がらなかったので助かりました。ひと月前の市民RRのほうが100倍寒かった…
コースは試走をした感じ、怖さを感じるところはあるものの、しっかりと減速すれば問題なくクリアできるかな…?というレベル感。あとはフィジカルでごり押ししましょう。
そんなことばっかりしてるから成長しないんだよ?と理性がささやきますが無視。
成長とかそういうの考えてレース出れるほど割り切れないしそこまでオトナじゃないので。今がよければそれでいいんですよ。
降車をしてクリアしなくてはいけない障害物も1か所のみ。降車はともかく、飛び乗りが致命的にできない自分にはありがたいコースでした。
今回は先週みたいに前日にフードファイトもしなかったし、きちんと睡眠時間も確保できたのでここ最近でいうと一番コンディションよかったかもしれません。
前日に6時間近く運転したあとに自転車乗ってるんですけど。
上の写真の暖房器具、VAL6いう名前らしいんですけど、これにオタク4人で群がって暖とっていたらいつの間にか開会式終わっていました。すごくナチュラルにぶっちしてしまった。
まあ受付とかゼッケン受け取り貼り付けは済ませてたので問題なし。
あとは出走までの時間をのんびりと待ちます。
これはシクロクロス全体的にそうなのか、北海道のCXが過疎っているからなのかはわかりませんが、みんなのんびりしてました。具体的にはアップしてる人が少ない。
ローラー回すレベルでアップしてるの一人しかいなかったですからね。レース前ですらなんとなくロードよりのんびりしている感じがしてました。
さて出走が近づいたので整列します。今回は人数が少ない(C1/C2は不在)ので全クラス混走・全体で1位のみC2への昇格というレースでした。昇格要件レース10分前とかに知ったけど。
ていうか道内のレースだと人数足りなくてそもそも昇格できないレース多いんですね。C2になるにはほぼ本州遠征が必要になるとかならないとか…
ぼくはC4での参加だったので最後列に整列。コース幅が狭く、スタートで前に出ないと順位を上げるのにしんどい思いをするのは間違いないので、最初から踏む覚悟で来てはいましたが、スタートでペダルキャッチを無事に失敗。やっぱりなみたいな諦観にも似た感情を抱いておとなしく最初のコーナーにゆるゆると最後尾で突入。
抜けた後に2コーナーを確認するために、顔を上げて確認するともうすんごい縦長の集団が出来上がってました。ほかのオタク3人は割と前方に位置取りして走ってました。スタート前はとなりにいたのに。裏切られた気分です。
ここからはコーナーのたびに強制的にほぼ停止状態まで減速しては急加速のインターバル繰り返しです。長めで路面の(比較的)なめらかな直線を狙ってごり押しで前をパス。一つ一つ順位をあげてまずは前のオタクを追います。
スキルがないのでコーナー前で大減速してしまい後ろになんども追いつかれましたが、コーナーは幅狭めなのでうまい具合にブロックして、インターバル合戦に持ち込むことができました。何回か繰り返したら後ろにいなくなってたのに味を占めて、直線で前に出る→コーナーで追いつかれるもブロック→インターバル耐性で勝負だ!っていうスタイル。おかげでめちゃくちゃしんどい。
そんな感じで何周回かこなしている間に、前にいたオタクに追いついて休ませてもらったり抜いたりして周回数を消費。今日は8周回だそうです。
会場MCがかなりしっかりとレース展開を伝えてくれたので自分の順位がわかりやすくて助かりました。4位あたりから名前読んでもらって、順位上げていくたびに実況してもらえるのですごいテンション上がる。
カテゴリ2位まで順位を上げることに成功しましたが、1位がどこにいるのか確認できないままレースが終わってしまいました。混走なので同じカテゴリの選手かぱっと見わからないし、ラップされている選手もいたので見ていたのかもしれませんがわかりませんでした。
3位の選手は自分が抜く際にある程度後ろで機会をうかがったので確認済み。
まあまあの差ができていたのでラストは少し抜いて最終周回を終えました。
シクロクロスまじでしんどい。これに尽きますね。
インターバルのかかり方が半端ないし、路面からの突き上げで上半身の普段使わない筋肉もつらい。でもなんか楽しいですね。あんま過激なコースでなければ速度域も低めで地面も土とかなのでコケてもそんなに痛くないってのが安心につながるんでしょうか。
それとも新鮮なだけで慣れたら楽しくなくなるのかな…?
なぜかレース中なのに同じくレース中のオタクから声援が飛んできたりと不思議なこともありましたし(真似したくなって僕もほかのオタクに声援飛ばしました)、全体的にお祭り感?みたいなのがあっていい感じでした。声援受けた直後は出力上がりますよね、16歳アイドルJKなので。
今回はオタク全員同時出走だったので走行中のお写真がないのですが、表彰のお写真はいただきました。ありがてえ。
オタクゥ!!!!! pic.twitter.com/ZLKHYd6zs4
— 西木野真姫 (@makichancutebot) 2021年11月14日
はしゃぎ方がきもい。
副賞でパークリもらいました。
ちょうど最近切らしたのでほんとにめちゃ助かりました。自転車乗るひとは大体知っていると思いますが、殺虫剤として使えるんですよこれ。関東にいたときは黒光りするアイツらをパークリで抹殺してました。
ソロ走った段階でもう腰がはじけ飛びそうでしたが、この後はオタクと二人チームでの1時間耐久があります。もうちょっと走りたくなかったですが、とりあえず腹ごしらえしたりしながら出走準備します。
僕はまたスタートミスりそうだったのでチームメイトにスターターを任せます。
いやあ速い速い。他人事のように眺めながらPixel6のエセ流し撮り機能で遊びます。
最初の交代を3周回終了後くらいだと思っていましたが、2周回だったらしく上着を脱いでいない状態でチームメイトがピットイン。急いで脱ぎ捨てるさまをMCにいじられながらほかのオタクにプッシュしてもらいスタート。
前走者がチームトップでリレーしてくれたのに、交代に手間どって二位になってました。慌ててスタートしたのでメットの顎紐が留まってません。MCにも注意されちゃいました。すみません。
自分も2周回で交代することにして何とか自分の周回中にチーム参加のトップを抜いて、ある程度マージンを稼いでまたバトンタッチ。
ぼくの2周回を終えてちょうど残り40分くらいだったので、あと2回出番のある計算になります。もうおなかいっぱいです。
ちなみにお写真はめちゃつよな方がふらっときて撮ってくださいましたのと、出番まちのオタクが取ってくれたやつが混じってます、ありがとうございます。
めちゃつよな方に関しては、アイウェアまで貸していただいて大変助かりました、ありがとうございました…
さて順位をキープして順調に時間を消化…したのはよかったのですが、計算より1ラップ多く走れそうです。最後の2周を走るのはぼくで、ラップタイム的にはもう一周いけそうだったのですが、後ろとの差が微妙だったのと僕の脚がタレてきていたので、万が一追いつかれたらコトだと思い、ラスト一周だけチームメイトに放り投げました。
交代だと思ってなかったらしく、最初の交代の時の僕みたいになってましたが。
ぼくは次で交代ってその前の周回にマジな顔で叫んでましたけどね。つらすぎて。
大過なくチームメイトは順位を守って最終周回を終了。チームの部で何とか優勝できました。
いや疲れるよね。まじで無理っすよ。
というわけで自転者はじめてからなんだかんだ初めての台の中央です。
チームだし人数少なかったけどやっぱりうれしいもんですねぇ。
全部おわった後参加賞でもらった半額券使ってお風呂にはいって、打ち上げっつって肉焼いて、22時ごろから300km運転して帰宅しました。
なんか毎回よくわからん事になってますね。8月に納車されたおクルマ、記憶が間違ってなければもう1万キロくらい走ったことになるんですけど…
そんなこんなで今回は初CX。
コースレイアウトとかももっと説明したかったですが、くねくねくねくねしてたので正直どこのコーナーと登りが混ざってたかわからないし覚えてないんですよね。
最初の直線直後の登りに地味に溝があってそこに突っ込むとまあまあ怖かったりとか、水たまりあったのとか、登りの手前がぬかるんでて周回進むにつれてどんどん掘られて走りにくくなってたりとか、印象的な部分は覚えてるんですけど…
CX車を納車してもらって半年以上たってようやく本来の用途で使うことができました。
次の出番はいつになるかわかりません(北海道の今季CXレースは初戦が最終戦)が、近いうちにまた走りたいな!
それまでに飛び乗りもっと練習しないと。