自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

SCOTT Addict RC Ultimate 2020 がやってきた話とかほかにもいろいろ

お久しぶりです(定番のあいさつ)

 

レースがない限りめったに更新しないため、今回の更新も前回から実に約半年。年に二回の更新ペースが板についてきました。

 

ほんとは、今回の記事は二つの記事に分けるつもりだったのですがまとめてしまいましたし、それ以外にもほんとは書くつもりだったことがいくつかあります。

 

が、今回の記事はトピックとして特大なので、まずはとりあえず書いちゃおうという気持ちです。

 

いやそれにしても、なんだかすごいことになってしまってますね。

幸いにして僕のすくないすくない知り合いの中には発症者はまだ出ていないのですが、自分も含めいつ発症するかわからないので正直怖いです。

 

まあお仕事休めないので、毎日電車に乗って出勤している以上あんまり神経質になったところでしょうがないかな...と、ある意味あきらめの境地にいます。

 

そんなどんよりしたこのご時世ですが、いつもお世話になっておりますショップに組み上げをお願いしていた、新車が完成しました!

 

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色が最高。

SCOTT Addict RC Ultimate 2020 Team Edition です。

フレームを選ぶ際には、Venge Proや超6EVO、FELTの新AR、BianchiのOltre、ORBEAOrcaなど、時間が経つたび候補が増えていく自分の目移りしやすさに散々振り回されました。

ちなみに最後まで迷ったのは、偶然同時期に海外通販で安売りされてたS-WORKSのVenge(Quick stepカラー)とカラーオーダーのアップチャージのないORBEAOrca。重要なのはやはり色。

 

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トップチューブのモデルロゴ。某ール・スミスっぽさを感じる。

実車のある東京まで里帰りやオタクライブのために飛ぶついでに見にいくなどして、一つ、また一つと候補を減らし、最終的にAddictになったのは20年3月の始め。

 

Addictの新型が発表されたのが19年8月とかだった気がするので、9か月くらい悩んでたことになるんですね…

 

自転車を買うとき、大体色しか見てないので今回も色で選んだのですが、発表当初はサイトの画像を見てシルバー部分が安っぽく見えないかとか、ロゴ部分のカラフルさがうるさくないかとか不安要素が多かったので、このカラーを買うつもりはあまりありませんでした。(最初は黒ベースのやつか、ミッチェルトンチームカラーを買うつもりでいた)

 

ですが、1月にスクールアイドルの祭典を観るために関東に行ったとき、ミッチェルトンカラーのフレームを見るために立ち寄った自転車店で、偶然このカラーが置いてあってこれがいいわ…ってなりました。やっぱり実車パワーはすごい。

 

パーツ構成は安定性の高い選択になっている気がします。

尖った個性を持つパーツはほぼ採用していません。

 

コンポーネントは油圧ディスク、Di2の8000系アルテグラ

クランクだけウノさんにつけていた9000系DAのpioneerパワーメーター(右のみ)に、6800系アルテグラの左アームクランクを使用しています。多分ここくらいですね、よくわからない構成になってるの。

一応このよくわからない構成のクランクになっている理由というか、経緯はあるんですけど。別に大した話ではないので割愛します。またどこかで書くかもしれないし。

 

ホイールは知人が完成車外しで譲ってくれたRovalのセカンドグレード、CL50。

ディスク、TL、50mmという条件で公称1515gというスペック。ディスクブレーキホイールはリムハイト下げてもあまり軽量化されない(印象)ので、ちょっと高めのハイトつかうのがいいかな、という考えからちょうどいいやと採用。

前オーナーがTL運用していたので、自分でTL運用するつもりはあまりなかったですが、しばらくこのまま使うつもりです。ちなみにタイヤはMAVICのいいやつだったはず。自分で買うつもりがないので知らん。TLタイヤって何がおすすめですか?(

 

ハンドル、シートポストは専用品なので割愛。ハンドルはステム一体型と別体型で選択できます。確か一体型のほうがステム丸々一つ分くらい軽かった気がする。そしてその軽さにほいほいされた気がする。

 

サドルはPrologoのDimension(Tiレール)を採用。

ウノにはスペシャのPowerサドルを昨夏から使用していて、ショートノーズサドルええやん。となっていたのでショートの中から使ったことのないprologoを選択。合わなかったらPower移植でいいわけだし気楽に。

Power比で少し柔らかいイメージ。この適当な感じで選んだDimension、かなり好感触。むしろPowerのほうが合わないまである。

 

ペダルは91DA。ここは冒険する場所じゃないし、靴を複数用意したくないのでシステムを変えるなら二台分になるので今回はシマノで。いずれ一度はスピプつかってみたいな(使うとは言っていない

 

ボトルケージはもちろんTacx。僕はボトルケージに関してはTacx狂信者。人類皆Tacxを使え。

Devaというモデルをめちゃくちゃ周囲の人間に売り込んでいた過去があるので今回もDevaを使うつもりでしたが、新型のCiroが出てたのでそちらに。

形も変わってないし、Devaの豊富なカラバリも受け継いでるようなので。なおフレームがカラフルなので選んだのはロゴもBoBのマットブラック。

 

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必須アタッチメントことラバスト装着用ナイロン紐付きナスカン。今日はHPT曜ちゃん。

 

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うーむ、威圧感。

さて、実際に乗ってみた感じなんですけど。

この記事を書いている時点で700kmくらい乗りました。

ウノからフレームはもちろん、初めて保有するカーボンディープホイール・スルーアクスル・TLタイヤ・ディスクブレーキ・スルーアクスルと乗り味に変化をもたらす要素が多すぎて比較は難しいですが、0スタートの踏みだしが非常に軽いなというのが第一印象でした。

 

8km程度の峠などで試してみると、その加速の軽やかさが目立つ場面が多くなったように感じました。シッティングからダンシングに切り替えた時のロスなく加速する感じ、めちゃくちゃ好きです。気持ちいい。

 

あとは、ウノ比較ですが少し柔らかめで脚当たり?脚残り?がいい気がします。同じ峠を登っても、脚の売れきれ感が弱いまま登り切れた気がします。

 

自分のスキルに因る問題だと思いますがネガ部分。

 

ハンドリングがスーパー敏感。

50㎜ディープを使っていることも相まって、横風どころか向かい風が少し巻いただけでめちゃくちゃ怖い。

もともとチキンすぎる+スキルが低いっていうこともあって、下りがまともにこなせなくなりました。

 

ということで、というわけではないんですけどフィッティングを受けてきました。

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コラムスペーサー-2㎝、シートポスト出代+3.5㎝です。もはや別物。

元プロロード選手の小橋選手が行っている、YuriFitを今回は受けてきました。

いままでBikefitとRetulFitを受けてみて、今回は三回目のフィッティング。

YuriFitは、今までのフィッティングと比べるとペダリングや上半身の使い方に関しても詳細に指導までしていただけたので、とても参考になりました。

 

新しいポジションは今までのポジションからはかなり変化しているのでなれるまで時間がかかりそうですが、ここまで100㎞程度乗った感触としては、楽に踏めるパワー値が上がったなというところです。気合をいれて踏む領域と、そうでない領域の閾値が上昇したイメージ。

 

あとは…ハンドルが遠くなったからでしょうか、下りコーナーや横・向かい風での安定感が段違いによくなりました。

この効果は一番うれしいかもしれない。

もうあきらめるしかないのかと思ってました。いやマジで。曲がり切れなくて縁石に乗り上げそうになるぐらいひどかったですから。冗談とか誇張じゃなく。ほんとに。

 

まだ乗り込めてないので何ともですが、慣れてなくても一定の効果を感じられているので、早めに慣れていきたいですね。

 

正直買った当初は(今でもですが)自分には過ぎたものが手元にある感じがして持て余すような心持ちでした(です)が、かっこいいので良しとしましょう。

 

今年のレースは開催が難しいかもしれませんが、これから乗り込んでいきたいな…という気持ちです。

相応しい乗り手…は無理でも恥ずかしくない乗り手を目指して、無理はせずに乗っていきたいですね。楽しいと思える範囲で。