自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

ホイールの運用を楽に…してくれる?・ドウシル使ってみた話

お休みだけど予定ないからブログ書ーこうっと!

 

これ書いたら某麻雀ゲームで対局に勤しみます。老化予防にいいらしいし。

腕前はお察しです。

 

さて、今回の記事テーマはドウシルっていう…なんていうんでしょう。

ベロプラグっていう分類でいいんかな?もしかしてベロプラグって商品名だったりする?ケミカルライトとサイリウムみたいな。

 

なんに使うの?

ニップルホールあるホイールを使う際、リムテープを貼らないとTLなら無限に空気が抜けますし、CLならホールにチューブが入り込んでバーストします。

 

なのでテープを貼るんですが、これも劣化するんで定期的に交換しないとこんな綺麗に抜け落ちる???ってくらい綺麗にホールの部分がくりぬかれるんですよね。

まるで文房具の穴あけパンチでやったみたいに。

 

一回破裂音で目を覚ましたらリムテープの劣化が原因のバーストだったってことがありました。

 

当時はホールレスのホイールから変えたあたりだったので、リムテープは劣化するもの交換するものって認識がなかったんですよね…

実質ビニールテープなので劣化していくのは当たり前なんですけど。

 

前回の記事で書いた通り、ホイールを変えるにあたってCLに戻そうと思っていたので、リムテープどうしようかな~とか思ってたところに偶然Twitterかなんかで見かけたのが今回の記事ネタのドウシルです。

 

www.fujichika.ltd

 

製品ページはこちら。

なんかマクハルとかいうシーラントも作ってるみたいで、知ってる人は昔から知ってる感じの企業なのかな?ぼくは今回初めて知りました。

 

製品としてはうっすい銅板を両面テープでニップルホールに貼り付けてふさぐっていうものです。

 

薄くて軽くて封筒で届きました。

 

購入動機

今回試してみようかなと思ったのは、まあ銅板なら数年使ってもリムテープみたいに穴部分がくりぬかれるってことはないでしょっていう安易な考えで、交換頻度を低くする効果を期待しての購入でした。一般的なリムテープと比べてもそこまで高価ってわけではないし。(65枚で3000円なので、32Hのホイール一組は行ける)

 

ワイアード

 

意外と軽いみたいなので、あわよくばリムテープより軽くなってくれという希望も込めてました。

シクロ某アードによると一枚0.3gらしい。

 

今回のDT Swiss ERC1100(F)/ERC 1400(R)はともに24Hなので、48×0.3gで前後合わせて14.4g。リムテープを何から変えるかっていうところによるけど、意外と軽くなるのでは???しかも外周部だし。

 

 

実測と施工

貼る前に量ってみました。

あれ?

キッチンスケールしかないので精度があれなんですけど…

8枚のっけても0g表示でした。

この時点で0.125g/枚以下であることに。半分以下やんけ。

 

 

かるーい

9枚のっけてようやく1gに。

0.111g~0.125g/枚くらいってことですかね。

仮に0.12gとして48H分だと5.76gなのでリムテープ次第ではだいぶ軽くなりそう。

 

 

新品のリムテープをわざわざ剥ぐ行為にうしろめたさを感じますがやっていきます。

さて実測。

うーむ…うん。

はい。

そんなに重くないね。

片側で8グラムなので、両輪合わせて16g。

16‐5.76なの10gちょっと軽くなった計算です。

誤差 

…っマージナルゲイン!マージナルゲインが大事だから!INEOSも言ってるから!

 

マージナルじゃないゲイン積める場所がたくさんあるだろ?

そうだね。

 

まああくまで軽量化はおまけだから?交換頻度下げるのが目的だし???

なんかもっとリムテープ重い気がしてたけど、前使ってたのシマノのやつで、テープというよりプラスチック製のベルトみたいなやつだったんだよな。あれからするともうちょい軽いはずだから(震え声)。

 

気を取り直して貼っていきますか。

 

 

リムをパークリ含ませたキムワイプみたいなんで軽く拭き上げつつこんな感じで貼っていきます。

 

銅板の裏の剥離紙を剥がし、両面テープで貼っていくんですけど、これが結構剝がれにくいんですよね。しかも銅板なので普通の両面テープみたいに端からよれた結果剥離紙剥がれたみたいなやつもないです。擦りすぎて親指の腹がひりひり。

まあそもそも剝離紙はがすの苦手なので個人差だと思います。僕は死ぬほど苦戦しました。

 

薄い銅板がリムの形に合わせてくにゃってなる感覚がたのしい。

くにゃらせた後に布で上から擦って密着させようとすると、テープの粘着力が弱いのかズレることもしばしば。ふーん、こんなもんなんだな。

まあ剥がすときに糊たくさんリム側に残ったらだるいしね。TUテープとかで痛い目見たわ。

 

というわけで施工完了。

なんと片輪で5gも軽量化されたので平均時速が同じ出力で走った場合0.5㎞/h程度上がりましたし登りでギア一枚軽くなりましたし背が伸びて彼女ができて宝くじが当たりました。(要出典)

 

運用してみての感想

まあこれで何年か放置できるんならいいよな!とか思った(何年も放置するな)けど、つい昨夜破裂音と急速に空気が抜ける音で起こされました。お察し。

 

多分500㎞くらい走ったと思うけど定かではない。

半分も塞げてなくて草

ミシュランのロードタイヤ愛好家には何年前のタイヤやねん、って突っ込まれそう。

個人的には今のやつよりこの時のモデルのロゴが好きです。

今のも悪くないけど白ロゴ好きなので。

後はシュワルベのPRO1とかも昔のグレーのみロゴのほうがよかったよ。

 

まあこんなもんかな~で流してた接着力不足ですが、CL運用でのドウシル単体はちょっと厳しいかも。

 

一応メーカーサイトにはイケるって書いてあったけど、TLはこの上からテープ巻いてね(気密性はないので当然)って形だったし、上からテープ巻くしかないのかな…

 

それなら定期的に交換する前提でテープのみ運用でいいかも

 

とりあえず処置はした(余ってたドウシルを貼りなおした。テープは予備ないので巻いてない)けど、フロントも含めて再発あり得るしテープ注文しつつ様子見。今回は家でバーストしたからよかったけど、ライド中だったら結構アレだよね。

 

リムテープ起因のバーストって出先で起きたらどうすんだろ。

チューブはまあ予備持ってるとして、どっかコンビニとかまで何とか移動してビニールテープ入手して代用するとかになるんかな?今まで考えたことあんまりなかったけど考え始めると怖くなってきた。

 

経験ある人いたら教えてほしいっすわ。

 

というわけで今回は小物の記事でした。

またちまちまと書いていく…はず…