自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

留萌新聞社杯ヒルクライムタイムトライアル S-4 三位

いつになくブログを書くことに対して前向きです。

その理由はもちろん、なんだかんだで結構な回数レースに出てきて初めてポディウムに立つことができたからに違いありません。なんて現金なやつなんだ。

 

さておき、今回何とかぎりぎり台に立つことができたのは表題の通り留萌で行われる留萌新聞社杯ヒルクライムタイムトライアル。

 

僕の今の居住地からは約170㎞程北に位置する、道北に分類される町で開催されるレースです。

シーズン当初は全く出る気がなかったのですが、道新杯・藻岩山HCともにおいしくない順位で終わってしまったので、車連のポイントを稼ぎに出席点だけでも…と思って参加しました。何とか今年でS-3に上がりたいですしね。

 

今回の留萌HCTTは勝利ポイントが60。(勝てば問答無用で一クラス昇格なんですけど)

昇格の目安は100ポイントあたりらしいです。(不確かな情報)

 

今まで二戦出走して稼いだのは21ポイント、このペースだとここからすべての八レースに出走したとしても100ポイントはギリギリです。

 

というわけでこの留萌HCTTにエントリー。とりあえず走ります。

 

当日は朝四時に起床。五時過ぎに出発し、道央道をそこそこかっ飛ばして約二時間半。

会場入りに成功します。

 

金曜から土曜にかけて泊まり込みで職場の飲み会(?)があり、すこぶる眠いですが何とか出走できました。えらい。

 

さて、会場にアップのためにローラー持っていったはいいですが、案内された駐車場はスタート地点から1kmほど離れた場所にあったので、結局使わないでコースを試走してアップすることにしました。

 

さて、試走して気づきましたが、ヒルクライムタイムトライアルという名前だったので登り一本のレースだと思っていましたが、実際は約半分がド平坦、残りは平均8%の登りというコースだったので普通に面食らいました。

 

インアウト入れ替えて二本走るレースだったのですが、その間に一時間近いインターバルがあるというのも寝不足の僕にはとてもつらかったです。

 

そしてなぜか検車が登り切ったゴール地点にあるという謎。

一本目の試走で登り切った時にはまだ検車が始まってなかったので、開会式で登ったのも合わせると三本も登ってしまいました。

 

到着してから一本目の出走まで二時間半ほどありましたが、なんやかんやしてるうちにあっという間に一本目の出走時間に。

 

僕の出走順はクラスのトップバッター。アウト側出走でイン側には札医大の学生さんです。

 

TTは初めてだったので、ホルダーに支えられて、ペダルにステップインした状態からのスタートがめちゃくちゃ怖かったです。いつもの癖でフロントのブレーキを握ってスタートを迎えてしまい、一瞬出遅れてしまいました。

 

並走者は最初のダッシュが早く、なかなか追いつけず焦りましたが平坦の終わり際で抜かし、左直角カーブを抜けるとそこからは平均8%(らしい)の登りです。

 

どのくらいの差があるかな?と思いましたが、さすがにTTなので後ろを見るのは自粛しました。つづら折りを抜けていく途中で下に見えたので、もう後は自分との戦いといった様相。

 

なおあっさりと追い込むことを放棄しました。

沿道に集まってくださっていた地元のちびっこの声援に腕を挙げて応えたり、お礼を言ったりしながら登りをこなし、申し訳程度にラスト200mをもがいて一本目を終了。

結構脚に来ていたので、さすがに抜いてはいなかったはずですが間違いなく100%ではなかったですね。

 

逆側に下る道を通ってスタートに戻り、次々と出走する別カテゴリの選手を見ながら駐車場に戻り自販機でコーラを買って二本目のエネルギーを補充します。

 

骨伝導ヘッドセットで音楽を聴いてるうちにだんだんノってきて、二本目は音楽聞きながら登ろうかな…などと一層ふざけた思考のまま二本目のためにスタート地点にもどりました。

 

テント前に人だかりができていたので、一本目のリザルトがでたんだなーとおもい見に行くと、なぜか三位に自分の名前があります。四位と0.7s差とはいえ謎です。

 

しかしおかげでふざけた考えは吹き飛びました。

二本目に入る前にはまじめに集中モードになりましたし、否応なく緊張しました。

 

二本目はスタートでしくじることなく、並走者をスタートから後ろに置く展開に。

今回はマジで隣を気にすることなくコース全体をいかにうまく走るかを考えます。

 

一本目から向かい風になってしまっていたため、平坦での速度は上りませんでしたが慌てることはありません。もとから大して早くないのですから。本番は登りです。

 

一本目でミスした左90°コーナーを多少ましに抜け、平坦で温存した脚でゴリゴリ登りたくなる気持ちを抑え、最初の直登はインナーに落としてダンシングでやり過ごします。斜度はそれほどでもないのですが、一本目で一番脚にキたのはこの直登だったので、二本目は踏まないと決めていました。

 

斜度の本格化するそれ以降のつづら折りはシッティングでゴリゴリに踏みます。

ここまでくると平坦でのドラフティング禁止のためのコース分けもなくなるので、距離と斜度的に丁度よさそうなラインを考えながら踏んで回して登ります。

 

残り200mくらいで再び直登になるので、そこでシフトアップして一気にダンシングでスパート。めちゃくちゃきついですが何とかもがき切りました。

 

ゴールした後は近くの芝生で15秒くらいぶっ倒れました。

きっついすわー…ほんとに…

 

終わった後は下ってリザルト見て、変わらず三位なのを確認。

ほかの人よりも二秒ほどタイムの劣化を防いだおかげで順位が変わらない程度に2位との差を詰めてました。

 

表彰式を待っているあいだはめちゃくちゃ暇でしたが、今まで経験がなかったことなので、大人げなくドキドキしてしまいました。

 

というわけで今回は初のポディウム。ポイントも48ポイント獲得し、今期での昇格にかなり近づきました。無理してでも行った甲斐があったってもんです。

 

次はポイント関係ないっぽいですが、ニセコクラシック140kmです。

一度試走に行きましたが、そもそも走り切れるのかが怪しいほどあほみたいに起伏にとんだコースで、いまからビビり散らしています。目標はほんとにボトルと補食のごみ投げ捨てるプロごっこして、何とか完走することです。

 

頑張ります。

 

追記

ちなみに前走の藻岩は11位でした!11位からはかなり下まで同じ獲得ポイントなのでめtttっちゃ美味しくない順位です!ついでに同日10時過ぎから受けた資格試験は一問差で落ちました!やってらんねー!