自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

Scicon AeroComfortを使って二回ほど飛行機輪行してみた話

あけましておめでとうございます。

 

なんだかんだとあっという間に2018年が終わってしまいましたね。

さよなら2018年。ようこそ2019年。

 

また一つあこがれのお姉さんキャラと年が離れてしまいました。とてもつらい。

 

さて今回のお話は、もう説明する必要もなさそうですがかの有名な輪行用のアレことScicon AeroComfortのお話です。

 

Scicon Aerocomfortにも新旧いろいろバージョンがあるっぽいんですが、僕は使い道のなかったヤフオクの売上金でジャンク品を買ったのでよくわかりません()

 

届いた段ボール箱を受け取った瞬間には、これは本当に輪行袋としてカテゴライズしていい大きさと重さなのか?という疑問がわいてくるほど大きくて重く感じました。

 

生地もめちゃくちゃ分厚い。 

ナイフで刺しても刃が通らないんじゃないだろうかと思うくらいのずっしりとした存在感のある分厚さです。

 

さて大きさ。

 

f:id:staysis-in-water:20190104204346j:plain

大きすぎる。正直邪魔()

下に置いてあるバックパックは、かなり限界まで詰め込んだ(確か)35ℓのバックパックです。これもそんなに小さなカバンではないはずなのですが、比べると小さく感じてしまいます…

 

下部にはキャスターがついていますが、そこまで質のいいものではないらしくすでにきちんとまっすぐ転がってくれません。 

ただしこんなに大きいものをずっと肩掛けにして運ぶことを考えるとあるだけでかなりうれしいです。(当然雪の上ではまともに転がらなかったので、ひいひいいいながら駅までのたのた運びました。)

 

上面にある赤いものは、TSAロックと呼ばれるカギです。

うろ覚えですが、緊急で中身の検査をする必要が出てきた際にこの鍵であれば空港の検査員がマスターキー的なものを持っているので安心(そうでない場合はスーツケースなどは破壊して開けられる)とかそういう感じだったと思います。

僕は今までスーツケースについている一体型のTSAロックしか見たことがなかったのですが、AeroComfortについているものは南京錠のナンバー式(4桁)でした。この南京錠をファスナー二つに通して施錠する方式になっています。

 

なんだか珍しいものを見た気分でお得です。

 

さて内部。

f:id:staysis-in-water:20190104204344j:plain

f:id:staysis-in-water:20190104204351j:plain

エンド固定部。頑丈そうな金属の骨組みに固定します。

まずはホイールを外して、フロント・リアエンドをバッグ底部にある金属製の骨組みに固定します。

リアにはディレイラーガードもあるので、忘れずにつけましょう。

フレームのサイズに合わせて、フロント固定部が前後にスライドする方式になっています。

写真に写っているCento1のLサイズで、結構ギリギリなサイズ感でした。

おそらくもうワンサイズ上くらいは収まるかと思いますが、かなりきっちりした仕舞いかたをしなければならないかもしれません…

 

f:id:staysis-in-water:20190104204407j:plain

ハンドル部からバッグを吊り下げます

f:id:staysis-in-water:20190104204359j:plain

トップチューブからも

バッグの底面からのびるベルトでバッグ側面と底面をハンドルから吊るような形で持ち上げます。これをしないと底面が地面に擦って破損につながるそうです。

ついでに、トップチューブに吊り下げるような形でもベルトを渡します。

これはバッグが左右に開いていかないようにするための固定のようです。

 

二枚目の円形にあるファスナー付きポケットは、ホイール用のスペースです。

 

大体こんな感じで収納完了です。

本当はサドルを横断するようにベルトをかけてハンドル固定部と同じように吊り下げるようなのですが、一回目でバックルが割れて使えなくなったのでやってません()

 

結局、バッグが底面に向けて垂れ下らなければいいので、ある程度以上のサイズのフレームであれば自然と高さが出て、ファスナーを閉めるときに必然的にバッグ側面が持ち上がるのでサドル部ハンドル部ともベルトがいらないって人もいるかもしれません。

(ブラケット部とサドルの座面にバッグ側面をぶら下げるようにしてしまいますし)

実際、サドル部のベルトなしでも今のところ底面を擦ったりはしていないようです。

 

さて、実際につかってみて気づいたことですね。

 

一回目は名古屋行きに使いました。

航空会社はAir Asia(往路)SKYmark(復路)です。

ともに横積みにした際はどちらが上にしたらいいか、タイヤの空気は抜いてあるかを聞かれました。

往路では、ほかの荷物がすべてコンベアで運ばれ切ったのちくらいに係員の方が運んできてくれました。15分以上は待ったかなという感じ。

復路では、降りて手荷物受け渡し場に行ったらすでに係員の方が持ってました。先を急いでいたのでかなりうれしかった記憶。

 

これは空港の差なのか会社の差なのかそれとも時間帯の差なのかはわかりませんけど(

 

二回目は東京行き。

航空会社は往路復路ともにJAL

今回は基本縦で運びますが横の時はどっち?というかたち。初めて縦で運ばれるとのことでちょっとうれしい。固定方式的に縦置きが前提っぽいし。

タイヤの空気については質問なし。うむむ?

 

往路の羽田では、他の荷物とは別のコンベアから登場。なんだか恥ずかしい。

ほかの荷物が出てきてから5分くらいだったような感じ、眠かったのであんまり覚えてない。

 

復路の新千歳では、前回のこともあり係員の人が持っていると思い即座にあたりを見回すもそれらしいものを持った係員の方は見当たらないためコンベアの前で一応待つ。

しばらく待つもののそもそもコンベアから出せる大きさじゃないよなと思い、前のコンベアと後ろの係員を交互に見る挙動不審人間と化す。

何回目かの振り返りで係員さんが持ってるのを目撃。多分10分くらい待った気がする。

 

 

少なくとも10年以上は飛行機に乗る際荷物を預けていなかったので、感覚がくるっているかもですが、飛行機輪行をする際は時間を多めにとるに越したことはなさそう。(とはいえほかの荷物より格段に遅いとか、そういうことはないっぽい)

 

AeroComfort自体はめちゃくちゃしっかりしたつくりをしているけれど、固定の方式自体は割と大雑把かも。

プラスでいうと、運ぶ時の取り扱い如何では普通にダメージが入りそうだなという感想。

 

この二回は国内だったこともあり、そこまで雑な扱いはされなかったようでウノ君も無事帰ってきたけど、最悪の事態は覚悟して諦める準備も必要かもしれないなあという気持ちになりました。

 

ともあれこれで遠征はしやすくなった! 帰省や旅行のついでにレース!っていう頭悪いムーブできるのでたのしいです(