はい、今回もダメでした。
今回ばっかりはちょっと不運な要素が強かったなという感想です。
その不運を跳ね飛ばすレベルの脚がない自分が悪いといえばそれまでなんですけどね。
以下レースレポートです。
今回からビギナーは午後1番の競技スケジュールに変更。朝がゆっくり(6時半出発ですけど)になり助かりました。試走してほぼそのままレースに移行できるのも嬉しいポイントでした。
今回も目指すは表彰台圏内である3位以上です。
先頭付近に位置して楽をするのは前提の上に、加えてスプリント直前に番手を落とした前回の反省点として
・ラストのコーナーはアウトから入って多少膨らんでも速度を落とさず抜ける
・本意気のスプリントは最後までとっておく
・(前提としての先頭付近にいて)逃げが出れば乗る
の三点を脳内に叩き込んでの出走になりました。
スタート前整列では二列目に陣取れたので最初の一周で5番手くらいのポジションを取りたいなと思いつつ出走を待ちます。
スターターピストルとともに周りが一斉にクリートをはめます。よし行くぞと僕も漕ぎ出しますが…
目の前の人が前に進んでない! よく見るとクリートをはめるのに手こずっているようです。
後ろから次々に人が来るので迂回するわけにもいかず、僕もクリートをはずして一度足を着きます。実際のところは大したタイムロスではなかったのでしょうが、とても長く感じられました。
結局ほぼ最後尾からのスタートを余儀なくされました。今考えると、きちんとクリートがはまらなくてもスタートしてから片足ならはめられますよね…前の人も焦ってたんでしょうか。
正直かなり萎えましたが、こうなってしまったことはしょうがない。
ローリング中が狙い目だとばかりになんとか位置を押し上げようと画策します。
が…ダメ。みなさんコーナーをクリーンに回るという意識があまりないご様子。
普通に弧を描いたらそうならなくない?みたいなラインをローリングから頻発。
先行きに不安を覚えます。
結局、10番手以降でアクチュアルスタートを迎えました。
抱いた不安は的中し、ここからは自分が取りたいラインでコーナーに進入することはほぼできませんでした。もう逆に僕のライン取りがおかしいのかもしれません。
悪いことは重なります。4周目あたりのS字クランクを抜けるイン側のパイロンに、目の前を走る選手が突っ込みました。どうやらアウト側の選手がインを攻めようとしたのに押しやられてしまったようです。
もちろん僕も逃げ場なし。
アウトからくる後続が見えていたので、膨らむわけにもいかなかったこともあり完全に停止してしまいました。
危なそうだな、ということは感じていたのでなんとか追突は避けましたが、うーむ…ここでほぼ気持ちが切れます。
ここから先は集団中位〜後方で周回を消化します。
なんとか位置をあげようと思いますが、結局はうまくいかず。
コーナー前で先頭が減速するのに合わせて減速したところを、後ろから爆速でインに突っ込む人たちにぶち抜かれます。
爆速でインに突っ込むだけならいいんですけど、曲がりきれずにアウト側に膨らんでこちらのラインにはいってくるの、あれってやったもん勝ちなんですかね?
それとも譲るようなラインで走る僕が悪いのか…接触したくないのでついブレーキをかけてしまいます。謎です。
なんやかんやしてる間に鐘の音。最後の一周になってました。
順位は結局10数番くらい。
さすがにやばい、やばすぎる。
表彰台目指してきて二桁着順は不運込みでも許されない。
多少強引ですがS字クランクを抜けてからのバックストレートで準スプリントくらいの気持ちでごり押し的に順位を上げます。
最終コーナーはイン側しか空いてないので無理やり突っ込みます。
散々ライン邪魔された以上、やり返したくもなりましたがぐっと我慢して(なるたけ)クリーンにコーナーを回る意識で、かなりきつめにブレーキをかけ最小の弧を目指します。
脚の消耗?ここまできたら大差ねえよんなもん。
結局9番手くらいでラストのコーナーを抜けました。
前回、コーナー抜けて即本意気スプリントして無事にタれたのを反省して、ある程度のスピードが乗ってからは前を走る人の後ろにシッティングで脚を溜めます。
ゴール前にある微妙な勾配の変化(登り)に差し掛かったあたりで二段シフトアップ、ダンシング開始でスプリント。
あまり伸びませんでしたが二、三人を抜いて6位フィニッシュです。
うーん、前回より着順は良かったけどフラストレーションのたまる結果に。
コーナーでそれまでの番手上げの成果が搔き消えるのが精神的にクる。
脚的にはまだいける感じ。
逃げは生まれなかった(そもそも乗れる位置にもいなかった)。
ここまでの反省を活かす段階にもいたれなかったのがとても不甲斐ないです。
どうせ強引なコーナーリングをするなら、最終じゃなくて早い段階でやって前に出るべきだったなあと。コーナーでの減速は自分にとってはしすぎ感あったので、やっぱり前に位置する必要がある。
あとは集団走行のスキルアップとかが対策としてはあげられるのかなあとも。
次回は予定的に出れるのかわかりませんが、出れるならもうちょっと強引な走りをしてみてもいいのかもしれないという感想を抱くレースでした。