お久しぶりです。(不本意)
表題の通り、札幌市民ロードレースS3クラスに参加してきた反省記事です。
すてきなすてきなウィルス感染症が流行してしまったおかげで、なんと今年のHCFレースは8月開催の藻岩HCがシーズン初戦となってしまいました。
本来であればその前に予定されていたTdHも、留萌ヒルクラTTも、サロベツ100マイルも、昨年の反省を生かして走りたかったニセコクラシックも、すべて中止に。
藻岩HCもモエレTTも申込日を完全に忘れてしまっていたので、僕の今季初戦はこの札幌市民ロードレース。S3昇格後初のレースです。
S3クラスはモエレ沼公園を少し大きめに周回する2.2kmのコースを8周する約18kmのレース。
スタートから①のコーナーまでは緩い下り坂。①は道幅2mほどの直角コーナーで、舗装がアスファルトから砂利を固めたタイルみたいなやつに切り替わるポイント。ウェットで油断すると普通にコケるやつ。
②コーナーから③のクランクまでもまた緩くくだる。ここで意識的に踏まないと離されがちな気がするけど、クランクに入る前のFのあたりで車道から歩道に入るみたいな感じになるので、スピードに乗ってると跳ねて少し怖い。
そのあとクランクでどうせ減速するしとさぼりたくなる。
③から④へは短い(15秒くらい?)ながらも7、8%くらいありそうな上り坂。
しかしそのあと登った分下って直後にコーナーなので怖い。
あとは緩めのコーナーをふみふみしたら一周。
当日はホームストレートで真向かいになるような感じの風向き。そこまの強風ではなかったものの、無視はできない程度の強さ。
今回は、本当にギリギリまで出走するか悩みました。
というのも、三日前の勤務中、自分のデスクに戻って椅子に座ろうとしたら突如腰がピキってしまい、そこからしゃがむ、かがむといった動作にかなりの苦痛を伴うようになっていたので。
ピキった当日の夜は、寝返りを打つ度に痛みで目が覚め、次の日の朝も靴下を履くのに数分かかる始末。
背中の筋肉からもキテそうだったので、仕事中もめちゃくちゃもんで、金曜の夕方には何とかしゃがむことが可能になりました。
土曜は急遽買ってきたストレッチポールの上でほぼ一日を過ごし、夜には前屈運動に近い特定の動きをしなければほぼ痛みが出ないところまで回復させるることに成功。(なお腰回り・背中回りはバキバキに張っています。現在も。)
レース当日の朝も張りがすごかったので、本当にギリギリまで悩むことに。
出発時は朝冷えがすごく、腰に限らず各所の筋肉が凝り固まっていくのが感じられるかのようでした。
しかし、会場に到着してからは日差しがとてもあたたかく、日差しを浴びているうちに少しずつほぐれてきている気がしたので、とりあえず試走へ。
ゆっくりゆっくり、腰の調子を確かめつつペダルをくるくる。
違和感、ハリ、痛み、どれも気にならないと言ったらウソですが、それらが原因になってへんな挙動をレース中にしてしまいそうな程度感ではなかったので、出走することにしました。目標は完走で。
S4に出る友人のスタートを見届けた後、いつもより念入りにアップ。
今季初戦ということもありましたが、スタート前いつも通りめちゃくちゃナーバスに。出走前HRが150BPMくらいあった気がしましたね。この蚤の心臓!クソ雑魚メンタル!
さて出走。
前の選手がペダルキャッチに失敗。後ろの大学生から罵声。
僕のメンタルは崩壊。
①、②コーナー後の立ち上がりで少し踏んで何とかメイン集団の最後尾にくっついてそのまま一周目、二周目あたりを消化。
三周目あたりで中切れっぽくなってきていたのに危機感を感じ、登りで5人ほどパスして前へ…行こうとしたもののコーナー進入でチキって立ち上がりで脚を削られ徐々に離される。
その後①コーナー後あたりまで前を牽かされ消耗したところを、後ろについてた中切れしそうだった奴が「回さないと追いつかないよ~」などと宣いながら数人を連れ僕をパス。ならこんなに牽かせないで前出てこいやカス、と思いながら僕はここから一人旅へ。
4.5.6周をソロでこなす。前にメイン集団が見えるものの、差はつまらない地獄の時間。
7周目に入る手前でこぼれてきたおじさまと合流。
7周目は多めに牽いてもろたので、8周目は向かい風区間を担当しますよーって気持ちでS/F区間で前に出る。
そしたら①コーナー前でいなくなってた。恩を仇で返してしもたね。申し訳ない。
ラストラップをペースで踏んで何とか完走。
まあ、とりあえずは腰痛というバッドコンディションのわりに踏めたし完走できたので良かったとしましょう。しましょう。させてもろて。
次レースは今季最終戦。万全の状態で出て、着に絡みたいですね。
まずはいまだ続く腰、背中のハリをどうにかしないと…そろそろストレッチポールと背中が合体する気がしてきましたね。