自罰的備忘録

頑張ってる自分に酔いたいけどストイックには頑張りたくない半端サイクリストの備忘録です。戒めも兼ねてます。

インドアサイクリストのたしなみ

 

こんな木っ端サイクリストでも、やっぱり速くなりたいという願望が少なからずあるのです。

 

トレーニングという意味でロードバイクを見たとき実走に優る練習はないのでしょうが、プロでもない私たちホビーレーサーには平日に実走の時間をとることすら難しいでしょう。

 

明日のこと、家のこと…考えれば考えるほど練習に割ける時間は少ないように感じます。

 

となると隙間時間を縫って軽く…という思考になるのが自然です。

 

というわけでローラー台のお話。

私が考えるそのメリットとデメリットについてです。

 

私はロードバイクに乗り始めてから、2台のフレーム、3台のローラー台を乗り継いできました。

 

フレームから話をしましょう。1台目はBianchi Intenso でした。

Bianchi(ビアンキ) ロードバイク INTENSO 105(インテンソ 105) 2018モデル(チェレステ) 53サイズ

(画像とはホイールなどパーツがかなり違いました。SL-Kとか入ってたし)

もともとロングライドをするつもりだったので選択しました。今では自分からロングライドしようとは思わなくなってしまいましたが…

 

エントリーカーボンフレームということで、多少雑に扱っても大丈夫そうな感じのするフレームでした。

 

長めのヘッドチューブのおかげでアップライトなポジションが取れたため、ヒルクライムでキツくなってからのもう一踏ん張りが効きやすかった記憶があります。

 

一方で、自分の踏み方の問題もありそうですが反応性はイマイチに感じました。

入力を増やしてから増速まで、ラグがある感じです。

 

自分は意識しないとくるくる回してしまうタイプのため、増速するまでにめっちゃ漕いでるイメージがつきやすかったのかもしれません。

 

2台目が来てからは通勤号兼ローラー台で磔刑に処されたのちに新オーナーにドナドナしました。正直結構ひどい扱いしたし罪悪感ある。ごめん。

 

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2台目は Wilier Cento 1 SR2です。Bianchiと同じくイタリアの老舗ブランド。

イタリア車だけは買うまいと思っていたんですが、UHCカラーの白地に群青色で誇らしげにかかれるWilierロゴがあまりに眩しくて…目がくらみました(セールで安かったし)。

 

見た目は最高、超マッシブなチェーンステーやら変に湾曲してないシートステーとフォークやら個人的な好みどストライクです(惚気)。

 

上があるとまた欲しくなりそうなので、フラッグシップモデルを買うことだけは決めていました。(なおSR2は現在カタログ落ち、10やAIRなどのエアロ系とZero.X系の中間的なフレーム形状で中途半端という判断でしょうか。悲しい。)

 

性能ですが、正直自分には過ぎたものって感じです。不満な点があまり思いつかない。

 

強いて言えば調子に乗るとすぐに脚がなくなることですかね、長めの登りはIntensoのが速かった気すらします。

SRはSuper Rigidの頭文字らしいですからね。超硬らしいです。

 

長々と愛車自慢してきましたが、これからするローラー台の話の前振りです。

ちゃんと関連してるんで安心してください(?

 

まず最初に選んだローラー台は、MINOURA B-60でした。

MINOURA(ミノウラ) 【Amazon.co.jp限定】Mag Ride B60-R ブラック

 

安いし軽いし負荷つき。ロード始めて3か月くらいだったのでこれにしました。

こだわらなければこれでいいんですけど。

 

いろいろ気になる点があるのでなかなか乗る事ができませんでした。

というのも、

  1. クイックを外からしめあげるのでエンドに負荷がかかりそう、もがくとさらに増えそう。
  2. ネジでローラーの接触度合いを調整するのだけど、どこがちょうどいいのかよく分からない。
  3. うるさい。振動も騒音もかなり発生する。

特に3は致命的で、購入当時木造アパートの二階に住んでいた事もありほぼ置物になってしまいました。

転居後も家族にうるさいのでやめろと言われてしまい、かなり限られた時間のみの仕様になっていました。ヨガマットとかいろいろ試したんですけどね…

 

1、2に関してはウノ(2台目)が来てからはインテンソくんをぞんざいに扱うことで解決しました。これを私は磔刑と呼んでいます。

 

2台目は、Intensoをドナドナすることで資金繰りしたELITE Kuraです。

 

ELITE(エリート) KURA(クラ)(ダイレクトドライブ) 330800001

 

 これを選んだ理由は、ZWIFTとパワートレーニングがしてみたかったから。

ZWIFT対応ローラーも今やたくさんありますが、

  1. ±1%という高精度パワーメーターを内蔵していること。
  2. フルード式で静かそう。
  3. ダイレクトドライブだしエンドやタイヤに優しい気がする。

の三つと値段のバランスで選びました。自動負荷調節? ストイックにトレーニングするためのZWIFTだからリアル感とかいらんわ(予算オーバーの言い訳)。

 

こちらのKuraですが、パワーが出るのは目新しいしZWIFT使えばトレーニングメニューをつくってくれるのでとてもいい。

 

いいのですが…重い… あとなんか電気系統の接触が良くないらしくてちょくちょく接続が切れる…(多分個体差)。 グループワークアウトとかのイベントでこれがおきると萎えます。

 

あとやっぱり固定ローラーの弊害として実走とは根本的に違う踏み方をしてしまうということに2台目にしてようやく気づきました。

 

なので販売店経由で代理店に接触不良に関する説明をして対処法を請うて試してみまして改善しない旨を伝えましたが、仕様ですという返答をいただきました。

 

そっか…仕様なら別にいいよね? 中古で売っても…

 

ということでドナドナ。短い付き合いであった。

強気な値段設定をしたのでなかなか売れませんでしたがなんとか売却に成功しました。(売却を決断するまで約1ヶ月)

 

そして最近やってきた3台目が、Growtac GT Roller Flex3です。(画像は3.2)

 

グロータック (GROW TAC ) GT-Roller F3.2 トレーニングマシーン (12/15mmアクスル対応) ( GT-ROLLER FLEX 3.2 )

 

最近はやりのハイブリッド型ローラーです。フロントホイールを外しフォークを固定するタイプ。

 

固定部が意図的にある程度左右に振れる設計になっているので、実走感が高くダンシングも可能だそうです。

 

Kuraをドナドナしたお金で中古購入しました。なかなか出品がないしあってもあまり新品価格から値下がりしてないものが多く悩みましたが…

 

買った理由はいろんなところで絶賛する声を見かけるから。

似たような方式のものは他社からも出ていますが、このローラーの肝である揺れる機構の味付けに差があるという意見を見かけました。

 

他の方式より初期設定がめんどくさいです。ホイールベース調整・脚の水平出し…ちょっとやることが多いので、あまり前足以外は弄りたくないですね。

 

絶賛されている「揺れ」機構ですが、脚部の調節がうまくいっていないのかなかなか実走には遠いかなという感じです。おいおい煮詰めていきたいですね。

 

それより、静粛性がすごいです。

 

フルード式のKuraと比べてもはっきり静かとわかりますし、思いっきりもがいてみても家族から苦情がきませんでした。

 

Kuraの時はヨガマットありでもうるさがられましたが、今回は直置きでも聞こえなかったようです。すごい、推せる。

 

フレームへの負荷も少なそうです。ダンシングは…あんまりしないほうがいいかもなあ…という感じ。ちょっと怖いですね。

 

ここまでローラーを3台乗り継いできましたが、集合住宅に住んでいる身としてはやはり一に静音二に静音、三、四がなくて五がフレーム負荷(あるいは実走感)って感じなので、少しづつ前進してきたなという感じです。

 

実走感とフレーム負荷の話するなら三本のれよって?

下手くそ+チキンすぎて乗れないんだよ!(うるさいし)

 

以上です。よかったらローラー試してみては如何でしょう。

ローラー台についてのお話でした。

 

グロータック (GROW TAC ) GT-Roller F3.2 トレーニングマシーン (12/15mmアクスル対応) ( GT-ROLLER FLEX 3.2 )

 

ELITE(エリート) KURA(クラ)(ダイレクトドライブ) 330800001

 

MINOURA(ミノウラ) 【Amazon.co.jp限定】Mag Ride B60-R ブラック

 

Bianchi(ビアンキ) INTENSO(インテンソ) ロードバイク 2016年 530サイズ